食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04310790482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、「香港における寿司及び刺身の微生物学的品質」に関するリスク評価研究報告書を公表
資料日付 2015年7月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは7月29日、「香港における寿司及び刺身の微生物学的品質」に関するリスク評価研究報告書を公表した。同署は2014年7月から10月までに飲食店及び小売店から寿司98検体及び刺身99検体の計197検体を採取し、衛生防護センターの検査部門に検査を依頼した。検査項目は生菌数、大腸菌群数、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ等で、寿司検体についてはセレウス菌の検査も行った。また、同センターにおいて寿司飯のpHを測定した。結果は以下のとおり。
1. 寿司及び刺身197検体中4検体が「食品中の微生物含有量ガイドライン」で定められた生菌数と大腸菌数の上限値を上回った。ウニの刺身1検体、エビの刺身1検体、イクラの寿司1検体の生菌数が2.0×10の7乗/g~3.0×10の7乗/gで、サーモンの刺身1検体の大腸菌数が200/gだった。微生物含有量の安全レベルについていえば、セレウス菌等の病原菌は基準値を下回っていた。4検体は衛生的品質が劣るものの、微生物学的に食品安全問題にはならない。
2. 米飯に酢を適度に加えるとpHは4.6以下となり、病原菌(特にセレウス菌)の繁殖が抑えられることが知られている。寿司98検体の米飯についてpHを測定したところ、96検体は4.6以下で、2検体は4.7だった。
 報告書の全文は以下のURLから入手可能(英語版)。
http://www.cfs.gov.hk/english/programme/programme_rafs/files/programme_rafs_fm_01_23_Report_e.pdf
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/programme/programme_rafs/files/programme_rafs_fm_01_23_Abstract_c.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。