食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04310700105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、薬剤耐性菌に関する「2012-2013年全米薬剤耐性監視システム (NARMS) 総合報告書」を発表 |
資料日付 | 2015年8月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は8月11日、薬剤耐性菌に関する「2012-2013年全米薬剤耐性監視システム (NARMS) 総合報告書」を発表した。概要は以下のとおり。 NARMSは食中毒細菌の薬剤耐性を追跡するため、保健福祉省隷下のFDAと農務省(USDA)が1996年に共同で開設した。従来の報告書は年度別になっていたが、この総合報告書は多年次(2012~2013年)にわたり取上げ、複雑な情報を分かりやすく伝えるため様式に変更が加えられた。主な内容は以下のとおり。 1. 改善された点 ・ ヒトから分離されたサルモネラ属菌の80%は、検査で使用したどの抗生物質に対しても耐性がなく、これは過去10年間変わっていない。またセフトリアキソン、アジスロマイシン及びキノロン(サルモネラ症の3大治療薬)に対する耐性も3%を下回っている。 ・ ヒト、牛及び鶏から分離された多剤(3種以上の抗生物質)耐性サルモネラ属菌は10%未満と、ここ10年来変化がなく、小売鶏肉から分離されたものも3%未満に減った。 ・ Campylobacter jejuniの最も一般的なヒトの治療薬フルオロキノロン系シプロフロキサシンに対する耐性は、小売鶏肉で過去最低の11%だった。 2. 憂慮される点 ・ ヒトから分離された一般的なサルモネラ属菌血清型 (I 4 ,[5] ,12:i:-) の多剤耐性は依然上昇傾向で、18%(2011年)から46%(2013年)に増えた。 ・ また牛及びヒトから分離された血清型Salmonella Dublinの多剤耐性及びセフトリアキソン耐性が増えた。 2012-2013年NARMS総合報告書の全文(34ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.fda.gov/downloads/AnimalVeterinary/SafetyHealth/AntimicrobialResistance/NationalAntimicrobialResistanceMonitoringSystem/UCM453398.pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/AnimalVeterinary/NewsEvents/CVMUpdates/ucm457825.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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