食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04310020469
タイトル フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)、硝酸塩と過塩素酸イオンによる食品汚染の調査結果を発表
資料日付 2015年7月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は7月31日、硝酸塩と過塩素酸イオンによる食品汚染の調査結果を発表した。
 DGCCRFが実施したこの調査の目的は食品中の硝酸塩が最大基準値を超過していないか確認し、規制されていない葉菜類の硝酸塩による汚染データを回収し、野菜、果物、小児用食品及び乳の過塩素酸イオンによる汚染データを回収することである。
 硝酸塩は植物の成長に不可欠な栄養素で、同化されずに特定の葉菜類に蓄積される。最大基準値はホウレンソウ、レタス、ロケット(ルッコラ)及び小児用食品について規定されている。過塩素酸イオンは環境中の汚染物質である。水、土壌及び肥料が食品の汚染要因となる可能性がある。過塩素酸塩は主としてヒトの甲状腺へ作用する。欧州委員会(EC)は欧州市場に出回る食品のためにこれらの汚染物質の基準値を設定した。
 欧州連合(EU)規則により、加盟国はある程度の濃度の硝酸塩が含まれる可能性のある野菜の硝酸塩濃度を監視し、欧州食品安全機関(EFSA)へ報告する。過塩素酸イオンによる食品の汚染のデータの回収が推奨されている。これは、健康リスク評価機関が、特定の層の集団への健康リスクの可能性のある過塩素酸イオンの摂取者へのばく露状況をより明確に示し、最終的に適切なリスク管理措置を決定するためである。
 182施設を訪問し、ホウレンソウ、レタス、その他の野菜、果物、小児用食品から261検体を採取した。硝酸塩は214検体、過塩素酸イオンは211検体に含まれていた。最大基準値を超過した検体の割合は低く、1.8%であった。過塩素酸イオンについては検査したすべての検体は新たに設定された基準値以下であった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
情報源(報道) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
URL http://www.economie.gouv.fr/dgccrf/contamination-certaines-denrees-par-nitrates-et-ions-perchlorate
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。