食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04260610104
タイトル 論文紹介:「最近米国で発生した変異型クロイツフェルト・ヤコブ病症例、地球規模の関与」
資料日付 2015年5月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Emerging Infectious Diseases (Vol. 21
, No. 5
, May 2015)に掲載された論文「最近米国で発生した変異型クロイツフェルト・ヤコブ病症例、地球規模の関与 (Recent US Case of Variant Creutzfeldt-Jakob Disease?Global Implications)、著者A. Maheshwari(Baylor College of Medicine
, Houston
, 米国)ら」の概要は以下のとおり。
 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)は、牛海綿状脳症の感染物質がヒトに伝達されることによって生じる、稀有な致死性のプリオン病である。ここでは、米国における最新のvCJD症例(第4例)の臨床所見を提示し、診断検査結果を更新した。当該患者のばく露地は他の米国の3人の患者と比べて明確ではないが、しかし発症の10年以上前に米国以外の地で汚染された牛肉にばく露していたことを示す強力な証拠が示された。当該症例は予想外の地域でvCJDに感染するリスクが持続していることを例示しており、地球規模でのサーベイランスの継続の必要性及びvCJDの今後の拡大を予防するための警戒の必要性を強調するものである。
 当該症例は40代男性で、中東出身。クウェート、ロシア、レバノンに居住した後、1990年代に米国に移住した。1980~1996年の間、クウェート、ロシア及びレバノンへは英国から牛肉が輸出されていた。患者は発症する14年前から米国に居住し、発症18か月後に死亡した(訳注:2014年5月テキサス州にて)。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) Emerging Infectious Diseases
URL http://wwwnc.cdc.gov/eid/article/21/5/pdfs/14-2017.pdf
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