食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04251110373
タイトル スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、報告書「牛乳の喫食によるヨウ素ばく露に関するリスク評価」を公表
資料日付 2015年4月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は4月21日、報告書「牛乳の喫食によるヨウ素ばく露に関するリスク評価」(カタルーニャ語、51ページ、英語及びスペイン語の要旨あり)を公表した。概要は以下のとおり。
 本報告書は乳中のヨウ素含有量及び含有量に影響を及ぼす因子に関して公表された最新のデータを収集及び分析し、牛乳の喫食に由来するヨウ素摂取のリスクを評価し、食事からの総ヨウ素摂取量への乳の寄与を推定するものである。
 スペインの乳で検出されたヨウ素含有量から推定した、成人(18~64歳)及び子供(2~17歳)の人口集団における乳の喫食によるヨウ素の摂取は、乳の平均ヨウ素含有量及び最大ヨウ素含有量を考慮したいずれの場合においても、ヨウ素の耐容上限量(UL、1~3歳:200μg/日、4~6歳:250μg/日、7~10歳:300μg/日、11~14歳:450μg/日、15~17歳:500μg/日、成人:600μg/日、妊娠中及び授乳期:600μg/日、欧州連合(EU)の食品科学委員会(SCF)2002)を超えない(成人が平均ヨウ素含有量の乳を平均量喫食する場合:49.46μg/日、成人が最大ヨウ素含有量の乳を最大量喫食する場合:265.85μg/日、子供が最大ヨウ素含有量の乳を平均量摂取する場合:151.28μg/日)。
 本報告書のデータによると、成人の人口集団では喫食による総ヨウ素の推定摂取量がULを超える可能性は低いが、子供の人口集団については、総ヨウ素摂取量を推定するのに十分な喫食データがない。
 飼料へのヨウ素サプリメントの使用は、牛乳中のヨウ素含有量に大きく寄与する因子である。ヨウ素サプリメントの使用は欧州連合(EU)域で規制されており、欧州食品安全機関(EFSA)はヒトに対する安全性について評価している。
 牛乳中のヨウ素含有量に影響を及ぼす様々な要因が複合していることから、濃度の標準化及び栄養表示による消費者への情報提供は困難である。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
情報源(報道) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
URL http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/ca/dir1607/ccacsa_2014_desembre_iode_llet_20_04_15.pdf
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