食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04250640450
タイトル Eurosurveillance:「欧州連合におけるA型肝炎疫学の変化:新たな課題と機会」
資料日付 2015年4月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 20
, Issue 16
, 23 April 2015)に掲載された論文「欧州連合におけるA型肝炎疫学の変化:新たな課題と機会 (Changing hepatitis A epidemiology in the European Union: new challenges and opportunities)、著者CM Gossner (European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC)
, スウェーデン)ら」の概要は以下のとおり。
 ここでは、欧州連合及び欧州経済領域(EU/EEA)におけるA型肝炎に関する全体像として、新たな症例及び集団感染並びにワクチン対策に関する疫学データを提示している。この数十年間のEU/EEAでのA型肝炎は、症例届出数は減少傾向にあり、地域的流行レベルは「とても低い」~「中程度」となっている。ワクチン接種は、増加している感受性個人に行き渡るには不十分な状態である。大規模な集団感染が発生している。旅行はウイルスが感受性集団に侵入し、2次感染が起きる可能性を高める。渡航医療機関及び診療所は、旅行者及び旅行会社に対して、渡航関連のA型肝炎に関する効果的な教育を実施するべきである。
 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、地域的流行レベルが「低い」~「とても低い」国々の高リスク集団へのワクチン接種、及び「中程度」レベル国の全員へのワクチン接種を推奨する世界保健機関(WHO)の活動を支持する。ただし、これらの推奨はA型肝炎集団感染の制御のためのワクチンの使用を負担するものではない。ECDCはEU/EEAと協働で、集団感染を制御するためA型肝炎予防接種について、証拠に基づく助言を作成しなくてはならない。リスクの性質、ばく露や致死率に関するEU/EEAのデータは少ない。EU/EEA諸国は、予防の機会を特定するための全般的な疫学及び微生物学データをECDCに報告するべきである。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21101
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