食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04240660482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、?味と食品安全について情報提供
資料日付 2015年3月24日
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分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは3月26日、?味(訳注:肉や魚を塩等に漬けて陰干し又はくん製にしたもの)と食品安全について情報提供した。概要は以下のとおり。
 ?味は独特の色と香りがあり、多くの市民に人気のある食品である。よく見られる?味にはサラミソーセージのような硬くて小さいソーセージ、塩漬けして干した肉、まるごとのアヒルを醤油等の調味料で漬けて干したもの等がある。最近、自家製の?味を作ろうと試みる市民がいるとの報道があり、食品安全上の懸念を引き起こしている。
 ?味の製造に用いる材料(塩等)は細菌の繁殖を防ぐ。また、硝酸ナトリウム又は亜硝酸ナトリウムはボツリヌス菌の繁殖を抑え、毒素産生を防ぐことができる。しかし、作る過程が不適切だと細菌が繁殖する場合がある。注意すべき点は、ボツリヌス菌は無酸素環境下及び弱酸性の食品(自家製の?味等)中で繁殖し致死性の毒素を産生するが、食品に明らかな変質がみられないことである。硝酸塩又は亜硝酸塩は漬けた肉中でその他の物質と反応する。その結果、生成したニトロソアミンはヒトに対して発がん性があるかもしれない物質であることから、予期する効果が得られる分量の範囲内で使用すべきである。また、大量の亜硝酸塩を摂取した場合、メトヘモグロビン血症を引き起こすことがある。
 市民は信頼のおける供給業者から?味を購入し、バランスのとれた食事に注意し、?味を食べすぎないようにした方がよい。糖尿病、心臓病、高コレステロールの人は更に控える必要がある。乳児は亜硝酸塩中毒になりやすいことから、?味を喫食しない方がよく、子供もたくさん食べない方がよい。
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/press/20150331_0205.html
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_Lapmei_Chinese_Preserved_Meat_Food_Safety.html
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