食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04230830314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、非常に低量で含まれる物質による影響予測を改善するためのオミクス手法に関する論文の公表を通知
資料日付 2015年3月16日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は3月16日、非常に低量で含まれる物質による影響予測を改善させるためのオミクス手法(omics methods)に関する論文が公表された旨を通知した(2015年3月16日付け ドイツ研究センター・ヘルムホルツ協会(UFZ)及びBfR共同プレスリリースNo.08/2015)。概要は以下のとおり。
 現在、低濃度で含まれる物質はヒトの健康に有害な影響を与えるかに焦点を当てた科学的議論が公の場で行われている。これを受け、様々な化学物質を使い、そのような影響を調べる試験が数多く行われている。
 一例として、UFZ、ドレスデン工科大学及びBfRが行った研究では、ベンゾ[a]ピレン(benzo[a]pyrene)を扱った。これらの研究では、ベンゾ[a]ピレンは、低量(細胞のアポトーシスを招くのに必要な濃度よりも100倍低い濃度)であっても、たん白質組成に影響を与える可能性があり、それにより細胞における代謝及びシグナル伝達経路も影響を受けることが示された。
 この論文は、Journal of Proteome Researchで公開された。
 各種「オミクス手法」と呼ばれる手法の利点を生かして行われた、このシグナル伝達経路の分析は、有害な影響を説明しモニタリングするのに、それまで使用されていた個々のバイオマーカーよりもはるかに適していると思われる。
 この論文「毒性及び亜毒性ばく露におけるHepa1c1c7細胞に対するベンゾ[a]ピレンの時間経過毒性及び経路」の概要(3ページ)は以下のURLから入手可能。
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/pr500957t
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2015/08/omics_methods__towards_a_better_prediction_of_the_effects_of_substances_at_very_low_doses-193495.html
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