食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04230530482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、A型肝炎への警戒心を高め予防するよう注意喚起
資料日付 2015年3月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは3月18日、A型肝炎への警戒心を高め予防するよう注意喚起した。概要は以下のとおり。
 香港において最近、A型肝炎症例の届出数が増加している。A型肝炎はA型肝炎ウイルスによって引き起こされ、肝細胞の炎症が生じる。A型肝炎ウイルスは汚染された食品、水、環境表面を通して、及び直接又は間接的なヒトとヒトとの接触を介して伝播する。生又は加熱不十分の汚染された貝類の喫食はA型肝炎に感染する主要経路の一つである。しかし、汚染されたその他の種類の食品も原因の一つになる。豪州では最近、某ブランドの冷凍ベリーと関連があるA型肝炎が発生した(同センターの調査で当該冷凍ベリーは香港に輸入されていないことが確認された)。このほか、交差汚染や調理従事者が適正な個人衛生習慣を保っていないこともウイルスを伝播する要因となりうる。これまでにA型肝炎に感染したことがない人、又はA型肝炎の免疫がない人は感染する可能性がある。子供はA型肝炎に感染しても何の症状も呈さないことがある。
 A型肝炎ウイルスへの感染を予防するために、市民及び業界は個人及び料理の下準備において適正衛生規範を遵守し交差汚染を防ぎ、また、信頼のおける供給源から材料を購入するべきである。食品を十分に加熱することは、A型肝炎ウイルスを死滅させる最後の重要なステップである。もし感染した場合、感染の疑いがある場合、或いは風邪・下痢・嘔吐・黄疸・発熱・咽頭痛・腹痛等の症状が出た場合は食品の取り扱いを中止しなければならない。また、「食品安全のための5つのポイント」(賢い選択、清潔に保つ、生の食品と加熱済みの食品を分ける、食品を十分に加熱する、安全な温度に保つ)を遵守することで食品を介したA型肝炎の伝播を有効的に予防することができる。
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_Be_Vigilant_against_Hepatitis_A.html
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_Be_Vigilant_against_Hepatitis_A.html
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