食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04230490470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、エジプトにおける鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスのヒトへの感染に関する緊急リスク評価書を更新
資料日付 2015年3月13日
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概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は3月13日、エジプトにおける鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスのヒトへの感染に関する緊急リスク評価書の第一回目の更新をした(11ページ)。
 エジプトではインフルエンザA(H5N1)ウイルスによる感染者及び死亡者が増え続けており、一国の患者数としては世界から報告されている患者数の中で最多となった(訳注:292人、2番目はインドネシアで197人、全世界では784人)。
 増加し続ける自家用飼育家きんでのウイルスまん延及び患鳥へのばく露が患者数の増加原因となっている可能性が最も高い。家きん類に鳥インフルエンザウイルスがまん延している時はいつでも、患鳥や汚染環境にばく露されたヒトでの散発感染及び小集団感染が起きる可能性がある。
 エジプトでは、動物からヒトへの数か月を超える感染の増加が報告されているが、インフルエンザA(H5)ウイルスは安易にヒト間で伝播しないようであり、ヒトからヒトへの持続的な感染も観察されていない。よって、当該ウイルスが地域に広まるリスクは小さい。
 今後、まん延するウイルスに感染するヒトの増加と、現在使用されている家きんワクチンによる防御について調査するべきである。
 現在の評価では、EUの一般市民におけるリスクはない状態が維持されている。EUの旅行者はエジプト旅行の際は家きんや家きん製品との直接接触を避けるべきである。
 欧州にウイルスが侵入する、あるいは輸入症例が発生するリスクは低いが進行中かつ間断なく存在している。ゆえに獣医学及び公衆衛生当局は常に準備しておくことが求められる。
 当該リスク評価書は以下のURLから入手可能。
http://ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/Rapid-Risk-Assessment-Influenza-A-H5N1-Egypt-March-2015.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://ecdc.europa.eu/en/publications/_layouts/forms/Publication_DispForm.aspx?List=4f55ad51-4aed-4d32-b960-af70113dbb90&ID=1277
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