食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04230440314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、家きん肉に関するFAQを公表
資料日付 2015年3月19日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は3月19日、家きん肉に関するFAQを公表した。概要は以下のとおり。
 ドイツにおける家きん肉の消費は、ここ数十年で大幅に増加している。1952年に1人当たりの消費量が約1.2kgであったのが、1978年には10kgを超えた。2013年は約19.4kgであった。
 家きん肉消費量の増大は、家きん肉が低価格であるのに加え、低カロリーで消化のよい食品を求める消費者需要が背景にある。鶏肉が最も多くメニューに上がっているが、七面鳥肉の方がずっと人気が高い。アヒル、ガチョウや他の家きんはあまりえらばれていない。家きんの丸と体の他に、部分肉、内臓(offal)及び多数の家きん肉製品が販売されている。
Q1:家きん肉の表示内容は?
A1:包装された家きん肉の表示内容には、商品カテゴリー、消費期限(生鮮家きん肉)、賞味期限(冷凍家きん肉)などである。また、推奨保存温度(4℃以下)、食鳥処理施設/加工施設の承認番号、欧州連合(EU)域外からの輸入の場合は原産国も表示される。
Q2:家きん肉はなぜ早く傷むのか?
A2:一部の細菌は低温でも生息でき、たん白質分解物質を有しているからである。
 これらの細菌は、保存温度4℃では7~8時間ごとに倍増する場合があり、2℃では、倍増するのに13~14時間かかる。0℃では、24時間以内に倍増する。
Q3:冷凍家きん肉の冷凍焼け又は霜焼けとは何か?
A3:急速冷凍又は冷凍した家きんでよく見られる。家きん肉の特殊な乾燥である。初めは上皮組織のみが影響を受け、その後スポンジ及びわらのような形状になる。肉特有の風味も失われる。
Q4:家きん肉はどのくらいの期間保存可能か?
A4:保存温度4℃で、家きん肉の表面には既に大量の細菌が存在している。これは、7~8日後に腐敗が始まるこをと意味する。このため、冷蔵家きん肉は、5~6日以内に摂取すべきである。皮膚を取り除いた家きんの部位については、皮膚を除去した表面は通常それほど汚染されていないことから、保存期間は冷蔵家きん肉よりも1~2日長い。
 家きん肉を包装するときに、高濃度の二酸化炭素(CO2)を含む保護ガスを使用することにより、保存期間はほぼ2倍に延長される。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/349/selected-faqs-on-poultry-meat.pdf
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