食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04230400104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、アイスクリーム製品が原因とみられるリステリア・モノサイトゲネスによる集団感染情報を発表
資料日付 2015年3月13日
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分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は3月13日、アイスクリーム製品が原因とみられるリステリア・モノサイトゲネスによる集団感染情報を発表した。概要は以下のとおり。
 カンザス州から5人の感染届出があった。5人ともリステリア症とは無関係の理由で同じ病院に入院していた患者であることから、感染は院内で生じた可能性が大きい。全ゲノム解析の結果、4人から分離した菌株に関連性が見られた。発症は2014年1月から本年1月までの1年間に生じた。数人は1年以上も前に発症していたが、以前この病院に入院していた2人の患者がPFGEで区別のつかないリステリア・モノサイトゲネス株に感染していることに衛生官が気づき、本年3月同一クラスターであることが明らかになった。5人とも老齢で(女性3人)、うち3人が死亡した。
 これまでの調査結果から、Blue Bellブランドアイスクリームの特定製品が感染原因とみられる。情報の得られた4人は入院中にミルクセーキを摂取していたが、個別に包装された同ブランドの製品「Scoops(半球形に盛ったアイスクリーム)」が原料だった。製品サンプルから菌株が分離され、そのうちの3株は患者4人から採取したものと区別がつかなかった。患者のミルクセーキに使われた製品は、同社テキサス工場で生産されたものだった。同社は当該製品のほか、同じ生産ラインで製造された製品を回収するとともに、このラインを閉鎖した。
 製品の消費期限は最長で2年もあることから、菌に汚染された製品がまだ家庭や小売店の冷凍庫にあると考えられる。回収対象品の画像を掲載したので、これを参考に汚染製品を販売・摂取しないよう勧告する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/listeria/outbreaks/ice-cream-03-15/index.html
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