食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04220200482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、動物用医薬品と食品安全に関する情報を提供
資料日付 2015年3月7日
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分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは3月7日、動物用医薬品と食品安全に関する情報を提供した。概要は以下のとおり。
 先ごろ、ファストフードチェーン店に提供される家きんに抗生物質等の動物用医薬品が使用されていたとの報道があった。これらの報道は一部の人々に懸念を抱かせた。
 抗生物質等の動物用医薬品の使用を慎重にすることは、動物の健康にとって莫大な利益があると国際連合食糧農業機関(FAO)は指摘している。抗生物質の賢い使用により、食用動物及び農作物の間で発生、蔓延する薬剤耐性菌の問題を減らすことができ、公衆衛生リスクを低減できる。同センターの観点はFAOのそれと似ている。
 現行の法律によって与えた権限に基づき、同センターは第132AF章の「食品中の有害物質に関する規則」により、40あまりの動物用医薬品(抗生物質等)の食品中の含有量を規制している。また、第132AK章の「ジビエ、肉類、家きんの輸入に関する規則」により、これらの輸入に衛生証明書の添付を義務付けている。これら法律によって与えられた権限によって同センターは公衆衛生を保障している。
 同センターは2014年に400を超える家きん肉を採取し抗生物質の検査を行ったが、結果は全て合格だった。また、2012年及び2013年は年間で家きん肉を約350検体採取したが、2013年3月に生の鶏肉1検体から基準値超のクロルテトラサイクリン及びオキシテトラサイクリンが検出されただけだった。
 同センターは既に関連の飲食店と連絡をとっており、輸入家きんへの動物用医薬品の使用状況の詳細について引き続き調査する。
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_The_Use_of_Veterinary_Drug_and_Food_Safety.html
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_The_Use_of_Veterinary_Drug_and_Food_Safety.html
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