食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04220160478
タイトル 英国化学物質規制委員会(CRD)、食品中の残留農薬に関するモニタリング2014年第3四半期の結果を公表
資料日付 2015年3月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国化学物質規制委員会(CRD)は3月5日、食品中の残留農薬に関するモニタリング2014年第3四半期の結果を公表した。概要は以下のとおり。
 2014年のサーベイランスは、果実および野菜中の399種類の残留農薬に関して行われた。
 第3四半期には、39種類の食品1
,101検体について調査が行われた。31検体で、残留農薬が残留基準値(MRL)を超えて検出された。
 検出された残留農薬は、ほとんが健康影響はなかったが、乾燥豆の1検体から、一時的な影響が懸念される残留が検出された。
・乾燥豆類
 乾燥豆類については、今回が初めての調査である。調査対象には、リマビーン(lima beans)、ササゲ、うずら豆、アズキ、緑豆(mung bean)及びハッショウマメ(velvet bean)である。
 英国産ササゲの1検体から、カルバリルが1.3mg/kg検出され(MRL:0.05mg/kg)、乳児、幼児、4歳~6歳の子ども及び7歳~10歳の子どもで、急性参照用量(ARfD)を超えた。乳児における摂取量が最大であった。
 乳児が、カルバリルを1.3mg/kgの濃度で含むマメ類を多量摂取した場合、ARfDの238%の摂取量となる可能性がある。この摂取量は、ラットでの13週間神経毒性試験における無毒性量(NOAEL)より42倍低い。
 欧州連合は、当該検体について、欧州委員会(EC)の食品飼料緊急警報システム(RASFF)を通じて通知を行った。
 食品中の残留農薬に関する専門委員会(PRiF)による「食品中の残留農薬モニタリングプログラム 2014年第3四半期報告書」(237ページ)は、以下のURLから入手可能。
http://www.pesticides.gov.uk/Resources/CRD/PRiF/Documents/Results%20and%20Reports/2014/Q3%202014%20FINAL.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国化学物質規制委員会(CRD)
情報源(報道) 英国化学物質規制委員会(CRD)
URL http://www.pesticides.gov.uk/guidance/industries/pesticides/advisory-groups/PRiF/Latest+results+and+reports/2014_Results_and_Reports
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。