食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04201050208
タイトル オーストラリア・NZ食品基準機関(FSANZ)、フードスタンダード・ニュース120号2015年1月号を公表
資料日付 2015年1月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・NZ食品基準機関(FSANZ)は1月30日、フードスタンダード・ニュース120号2015年1月号を公表した。概要は以下のとおり。
1.閣僚ら、表示及びhemp(麻の一種)に関するFSANZの作業について検討
・食品規制担当閣僚(食品規制に関する豪州・ニュージーランド閣僚フォーラム)は、オークランドで会合し、トランス脂肪酸(TFAs)に関する表示レビュー勧告に関するFSANZの助言について検討した。閣僚らは、「豪州及びニュージーランドでサンプリングされた食品中のTFAsが低レベルであったことを考慮すると、義務表示が妥当とは思えない」というFSANZの助言を受け入れた。
 当該助言は、以下のURLから入手可能。
http://www.foodstandards.gov.au/consumer/labelling/review/Pages/Technical-evaluation-for-recommendation-13-%28trans-fatty-acids%29-.aspx
・閣僚らは、低濃度の9-テトラヒドロカンナビノール(THC)を含むhempの食品としての利用許可申請に関するFSANZのレビュー報告についても検討し、申請A1039による、基準1.4.4‐「禁止及び制限された植物及び真菌類」に対する変更提案を否決した。
2.フォーラムからのその他のニュース
 閣僚らは、FSANZの二つの提案‐「生(未殺菌)乳チーズ製品の安全な製造の許可(提案P1022)」及び「食品基準コードの改正(提案1025)」によるコードの変更についても受諾した。
3.新規諮問書:微生物学的基準の見直し
 FSANZは1月16日、食品基準コード中の微生物学的基準値のステージ2レビューの為の提案アプローチ及び指針を詳述した諮問書を公表した(ステージ1は完了しており、非加熱喫食食品(RTE)のListeria monocytogenesの上限値を考察した。次なるステージ2では食品安全管理に求められる微生物基準とは何か、目的は何かを検証する)。
 この諮問書について、利害関係者からの意見及び情報を2015年2月27日まで募集している。
 当該諮問書(17ページ)は、以下のURLから入手可能。
http://www.foodstandards.gov.au/code/proposals/Documents/Review-Micro-Criteria-ConsultPaper.pdf
4.意見募集
 FSANZは以下の申請について、利害関係者の意見を募集している。
(1)申請A1103 -「ビール中の食品添加物としてクエン酸及び乳酸」
(2)申請A1090 -「朝食用シリアルへのビタミンDの任意添加」
(3)申請A1098 -「加工助剤としてのBacillus licheniformisの遺伝子組換え(GM)株由来のセリンプロテアーゼ(キモトリプシン) (酵素)」
(4)申請A1099 -「加工助剤としてのB. licheniformisのGM株由来のセリンプロテアーゼ(トリプシン)(酵素)」
 意見募集は2015年2月27日に締め切る。
5.官報
 はちみつ中のツチンの恒久的基準値(permanent maximum level)( ニュージーランドのみ)を設定する申請1029‐「はちみつ中のツチンの基準値」に基づく食品基準コードの改正が1月15日付で官報に告示された。
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://us2.campaign-archive2.com/?u=700bf5d7b419cc12102524e87&id=f094e91810&e=21527ddb09
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