食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04191080149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、飼料原料としてのルリヤナギ(Solanum glaucophyllum)の葉の規格品の安全性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2015年1月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月16日、飼料原料としてのルリヤナギ(Solanum glaucophyllum)の葉の規格品の安全性に関する科学的意見書(2014年12月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 ルリヤナギの葉の規格品(PAN)は、グリコシル化された1 ,25-ジヒドロキシコレカルシフェロールの最低濃度10mg/kg飼料を確保するために、放射線照射したルリヤナギの葉を粉砕したもの及び小麦ミドリング粉を混合したものである。 ビタミン分子のグリコシル化は、家きん及びラットの生物作用能(biopotency)に影響を与えたが、反すう動物に対する影響はなかった。PAN1 ,000mg/kg完全配合飼料までの用量は、鶏及び子豚に対して安全であるとされた。ビタミンD3を補給しない飼料中の、鶏に必要なビタミンDの量を満たすPAN濃度は設定できなかった。 PANは、乳牛の乳熱予防に有効である可能性があるが、有効な用量に応じた使用の安全性を担保する投与方法は確立されていない。 他の動物種及びカテゴリーに対する安全性及び有効性に関するデータは提出されなかった。 ルリヤナギの水溶性抽出物には遺伝毒性はない。 うさぎでの亜急性毒性試験では、無毒性量(NOAEL)は導き出されなかった。 ラットを使った28日間反復投与試験で血漿カルシウムが増加したことに基づく、ベンチマーク用量の95%信頼区間の下限値(BMDL05)は、PAN2 ,900~3 ,500mg/kg飼料に対応した。 検査した全てのルリヤナギ抽出物の用量で、ラット及びうさぎにおいて母体毒性及び胎児毒性が確認された。実験動物における入手可能な毒性学データからは、PANの総体的な安全量は明らかにできなかった。 PANは、動物組織における1 ,25-ジヒドロキシコレカルシフェロールの濃度を高めなかったことから、PANの動物の栄養への使用は、消費者に対して安全である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3967.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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