食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04150420508 |
タイトル | スペインバスク州食品安全機関(ELIKA)、海洋性生物毒に関するニュースレターを公表(2/2) |
資料日付 | 2014年10月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペインバスク州食品安全機関(ELIKA)は10月28日、海洋性生物毒に関するニュースレターを公表した。 5. 基準値 規則(EU) No 853/2004は、二枚貝中の5種類の生物毒(オカダ酸、ドウモイ酸、イエッソトキシン、サキシトキシン、アザスピロ酸)の基準値を定めている。その他の生物毒については貝中の基準値を設定するために毒素に関するさらなる研究が必要である。 6. リスク評価 2008年以降、欧州食品安全機関(EFSA)は8種類の海洋性生物毒のリスク評価を行い、各毒素について以下の基準値を定めた。 ・急性参照用量(ARfD) ・ARfDを超過しないために推奨される貝肉中の生物毒濃度 ・設定された基準値の貝の喫食による暴露(前述の5種類の生物毒は基準値以下)については、EFSAは5種類の生物毒に対して定められた基準値は、消費者を食中毒リスクから十分保護するものではないと結論付けた。 7. 管理及び予防措置 主な予防的措置は、二枚貝及び巻貝等の漁域における検査及び検体採取である。毒素産生種を排除するために藻類及び植物性プランクトンの増殖を予測する確かな手段はない。 検体採取計画は欧州委員会規則15/2011に従って、確かで効果的な方法を適用しなければならない。検体採取計画は、貝毒が1週間未満(青いムラサキイガイでは24時間以内)で微量から致死量まで増加することを考慮しなければならない。また貝毒は1つの養殖地域内でも地形、水流及び潮流によって変化する可能性がある。 8. 結論 近年、世界レベルで海洋性生物毒は増加し、生物毒産生性藻類を食べる魚介類に蓄積され、食品の官能的な変質がないことから、とりわけ二枚貝はヒトに食中毒のリスクがある。 特定のグループの生物毒毒性、また水生生物中に蓄積した異なる毒性が複合した毒性について更なる調査が必要である。また、生物毒産生性渦鞭毛藻類を増加させる原因について詳細に調査することが推奨される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペインバスク州食品安全機関(ELIKA) |
情報源(報道) | スペインバスク州食品安全機関(ELIKA) |
URL | http://www.elika.net/datos/articulos/Archivo1631/berezi43Biotoxinas%20Marinas.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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