食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04140330314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、炭疽病及び食品の炭疽菌汚染の可能性に関するFAQを公表
資料日付 2014年10月22日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は10月22日、スロバキアの牛群からの牛に炭疽病が発生したことを受け、炭疽病及び食品の炭疽菌汚染の可能性に関するFAQを公表した。概要は以下のとおり。
Q1:炭疽菌とは何か?
A1:炭疽菌(Bacillus anthracis)は、バチルス属に属するグラム陽性菌で、芽胞形成桿菌である。好気性(有酸素状態)又は通性嫌気性(無酸素状態)の特徴がある。
Q2:炭疽病とは何か?
A2:炭疽病または脾脱疽とも呼ばれ、炭疽菌感染により発病する。
Q3:どの動物が感染するのか?
A3:家畜又は野生の反すう動物は、この疾病に対して高感受性である。これに対して、豚、肉食動物及び鳥類(だちょうを除く)には、ほぼ抵抗力が備わっていると考えられる。
 炭疽病には、動物から動物への直接感染はなく、土壌由来の炭疽菌の芽胞に汚染された食品を介して感染する。過去30年間で、ドイツでも、特に牛の炭疽病の集団発生が散発的に見られた。
Q4:ヒトは炭疽菌にどのように感染するのか?
A4:ヒトの炭疽には3種類ある。ヒトの皮膚が、病原体を含む動物に由来する原料(皮膚、組織、毛皮、骨又はボーンミールなど)に直接接触して感染する皮膚炭疽、芽胞が、ほこり又はエアゾールの吸引を介して体内に入る肺炭疽、そして、汚染がひどい肉、内臓及び水を摂取した後に発病した例が見られた腸炭疽である。
Q5:ヒトの炭疽の潜伏期間はどのくらいか?
A5:数時間から数日間だが、それ以上になる場合もある。
Q6:食品は、炭疽菌により汚染される可能性があるのか?
A6:炭疽病に感染した群の家畜がと畜される場合に、炭疽菌及びその芽胞が食肉及び食肉製品に移行する可能性がある。臨床的に問題のない家畜の場合は、移行する病原体の菌数は非常に少ないと推測される。
 また、肉を食肉製品に加工する場合に、加熱及び酸性化など様々な工程を経ることにより、病原体の菌数の低減につながる。さらに、現在の最新の知見に基づけば、ヒトが炭疽菌に感染するには、相当数の菌数が必要とされる。
 ドイツでは、ヒトの腸炭疽の症例は過去20年間なかった。反すう動物における炭疽病の集団発生もまれにしか報告されない。BfRは、これらに鑑み、ドイツでは食品の摂取を介して炭疽を発病する可能性は非常に低いと考える。
Q7.炭疽菌はどうすれば死滅するのか?
A7.増殖型の炭疽菌は、通常の加熱調理及び消毒方法で容易に死滅する。その一方で、炭疽菌の芽胞は、熱、乾燥、急速冷凍及び飲料水の通常の塩素処理に対して非常に強い。さらに、殺菌剤に対しても非常に強い。芽胞は、100℃で15分間加熱又は滅菌処理によってのみ不活化される。しかし、酸(pH5以下)、強い太陽光照射又は強力な殺菌剤(ホルムアルデヒド10%、過酸化水素3% 過酢酸1%)を2時間適用すれば、炭疽菌の芽胞であっても死滅する。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/faqs_on_anthrax_and_possible_contamination_of_foods_with_bacillus_anthracis-191922.html#topic_191923

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