食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04140250149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触材料中に使用するN ,N-ビス(2 ,2 ,6 ,6-テトラメチル-4-ピぺリジニル)イソフタルアミドの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2014年10月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月16日、食品接触材料中に使用するN
,N-ビス(2
,2
,6
,6-テトラメチル-4-ピぺリジニル)イソフタルアミドの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、ポリエチレンテレフタラート(PET)中、多層から成るポリアミド(PA)の内側の層中、ポリプロピレン(PP)及びエチレンビニルアルコール(EVOH)並びにポリエチレン(PE)及びEVOHから成る積層中のEVOHの層中に、添加剤として使用するN
,N-ビス(2
,2
,6
,6-テトラメチル-4-ピぺリジニル)イソフタルアミド(CAS No.42774-15-2)のリスク評価を取り上げる。
 3%酢酸、10%、20%及び50%エタノール溶液といった食品模擬物質並びにオリーブ油を使い、意図した使用の代表的な時間及び温度の試験条件で、当該物質の移行試験を行った。
 移行試験の結果は、5mg/kg未満であった。当該物質を含む及び含まないPA、PET並びにEVOHを含むPP及びPEから成る2種類の多層構造のフィルムからの溶媒抽出のクロマトグラムの比較では、有意な差はなかった。CEFパネルは、5回にわたるin vitro遺伝毒性試験で陰性であった結果に基づき、当該物質が遺伝毒性に関連した懸念を引き起こさないと結論付けた。
 CEFパネルは、当該物質がプラスチック中で添加剤として使用され、当該物質の移行が5mg/kg食品を超えない場合、消費者に対して安全性の懸念はないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3867.htm
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