食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04130710295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、「魚介類の安全性及び品質に関する評価及び管理:現在の慣行及び新興問題」と題するFAO水産業・水産養殖業テクニカルペーパーを公表
資料日付 2014年10月9日
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概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は10月、「魚介類の安全性及び品質に関する評価及び管理:現在の慣行及び新興問題」と題するFAO水産業・水産養殖業テクニカルペーパーを公表した。概要は以下のとおり。
1.この論文は、魚介類の安全性及び品質に関する最新の知見の集大成で、新しい病原体、気候変動が食品安全にもたらす影響、規制の枠組みの変化などの新興問題に関する項目を取り扱っている。この論文は、魚介類の品質及び安全性の管理者に対して、簡潔で包括的なデータブックとなることを意図している。
 この論文の導入部では、世界の魚の生産、貿易、消費及び栄養について、また、安全性及び品質に関する制度の発展について論じられている。その後の部分では、魚及び魚製品による公衆衛生への脅威について、生物学的ハザード(病原菌、ヒスタミン、ウイルス、寄生虫及び生体毒)、化学物質によるザード(動物用医薬品、工業用有機汚染物質、環境中の無機汚染物質及びアレルゲン)及び物理的ハザードを網羅し詳細に論じている。
2.目次
1.初めに
2.食品の安全性及び品質に関する制度の発展
 2-1.歴史的背景
 2-2.従来の安全性管理及び品質管理
 2-3.機能の現状
 2-4.リスク分析
3.魚介類におけるハザードの特徴づけ
 3-1.魚介類による疾病負荷
 3-2.生物学的ハザード
 3-3.化学物質によるハザード
 3-4.物理的ハザード
4.魚介類の損傷及びその他の品質問題の特徴づけ
 4-1.魚の損傷
 4-2.結果としてのポストハーベストでの損失
 4-3.製品の偽装問題
 4-4.過剰な水揚げ高
5.気候変動及び魚の安全性への考えられる影響
 5-1.気候変動及び漁業製品における微生物学的安全性
 5-2.気候変動がもたらす有害な藻類の繁殖及び魚介類の安全性への影響
6.食品の安全性及び品質に関する制度の実施及び認証
7.国際的な規制制度
 7-1.国際的な規制の枠組み
 7-2.欧州連合(EU)(加盟組織)
 7-3.米国
 7-4.日本(豊福肇氏)(訳注:山口大学共同獣医学部獣医学科教授)
 日本における食品安全の管理監督は、食品安全基本法(2003年5月制定)、食品衛生法、と畜場法、食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律などの関連法規に基づいている。
 2001年の牛海綿状脳症(BSE)の発生などの諸問題が引き金となり、日本国民の間に食品安全の規制に関する懸念が高まっている。これに対応すべく、日本では、食品安全を担保し公衆衛生を保護する包括的な食品安全基本法が施行された。それに続き、日本では、国家レベルでの食品安全管理プログラムに、リスク分析を取り入れた手法が導入された。
 7-5.豪州及びニュージーランド
8.添付
 「魚介類の安全性及び品質に関する評価及び管理:現在の慣行及び新興問題」(FAO漁業水産養殖業テクニカルペーパーNo.574)(455ページ)は、以下のURLから入手可能。
http://www.fao.org/3/a-i3215e.pdf
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL http://www.fao.org/publications/card/en/c/ef1f426e-2791-44ef-bac7-d5f92fe87832/
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