食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04130680111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、カナダ国境サービス庁(CBSA)と合同で行った、加工食品に関する関税自己申告の予備実験結果の概要を公表
資料日付 2014年10月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は10月6日、カナダ国境サービス庁(CBSA)と合同で行った、加工食品に関する関税自己申告の予備実験結果の概要を公表した。概要は以下のとおり。
 この試みは、CBSAによる契約貿易事業者関税自己申告(CSA)プログラムで、国境での手続きの多くを効率化することにより、低リスクの積荷をより迅速かつ効率的に受け入れることを可能とし、契約取引において米国及びメキシコからカナダに輸入される商品の移動を促進することを意図している。これにより、通関に要する時間及び費用の節約が可能となり、CBSAは、カナダ国民の健康、安全又は健全な経済を脅かす可能性のある、よりリスクの高い積荷の発見にさらに注力することが可能となる。CSAプログラムでは、他の政府機関による義務要件を伴う食品などの製品は通関に適していない。
 CBSA及びCFIAは、2011年のカナダ・米国国境アクションプランの一環として、主要な食品輸入会社と共に18か月間の試験事業を行った。その目的は、厳選された低リスクの加工済み、包装済み食品について、CFIAの安全性目標又はそれ以上のレベルを維持した上で、CSAプログラムのもとで米国からカナダへの輸入の実現が可能かをみるためであった。
 全体として、この試験事業は、行政、加工及び調達に関する要件などの主要な検討課題を明らかにする上で成功であった。これらは、CSAプログラムが、より広範囲で加工食品を対象にする場合に取り上げる必要があろう。特に、この試験的実施により、食品安全に関わる事件が発生した場合にリスクの低減、対応及び管理を実施できる工程を輸入業者が有することを条件に、輸入行為に関するデータを食品の輸入後に提出することが可能であるとされた。現在の貿易手続きでは、輸入業者はそれらのデータを、輸入の前に提出しなければならない。
 CFIA及びCBSAは、他の食品輸入事業者についても、カナダ政府の求める要件を確実に満たした上でCSAプログラムへの参加が可能かをさらに評価していくことで合意した。
 この試験的実施は、大規模総合輸入事業者と、米国産の限られた食品(ケーキミックス、香辛料、焼き菓子類)のみを対象としていた。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://www.inspection.gc.ca/food/processed-products/imports-and-interprovincial/csa-summary/eng/1401212873503/1401212963594
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