食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04130300484
タイトル ニュージーランド第一次産業省、エルシニア・シュードツベルクローシス集団感染症に関する症例対照研究結果概要を公表
資料日付 2014年10月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ニュージーランド第一次産業省(MPI)は10月16日、エルシニア・シュードツベルクローシス集団感染症に関する環境科学研究所(ESR)による症例対照研究結果概要を公表した。
 保健省(MoH)及びMPIは9月23日及び24日、Yersinia pseudotuberculosisによる胃腸炎の集団発生を認識した。当該細菌は届出疾病の原因菌であるが、ニュージーランドでは稀であり、2013年に13人の患者が発生している。
 ESR及び公衆衛生局の提供情報によれば、初発例はレタス、ニンジン、トマト、リンゴ、冷製ready-to-eat(RTE)肉製品、乳製品などの広範な生鮮農産物と関連性がみられた。患者はこれらの食品をスーパーマーケットや小売店で購入していた。他のRTE食品や、ファーストフード店、レストランについては、患者の大半がこれらの食品を摂取していないことから除外された。
 症例対照研究の第1報(10月6日付け)では、患者は生鮮レタス、Pam’s Fresh Expressの袋詰めレタス、ニンジン、Pam’sの袋詰めニンジンを喫食したり、店舗で購入している率が非患者に比べて高かった。
 第2報(10月8日付け)では、レタスとニンジンは患者、非患者ともによく摂取されていたが、患者は特定された食品の摂取が対照群よりも高率であった。同報告書には数か所のレタスとニンジンの供給元が挙げられている。
 ESRは、当該報告書に書かれた関連性は広範囲にわたり、統計学的に重要であるが、ここの情報は決定的ではなく、今後の調査へつながるものである、と述べている。
 第1及び第2報告書は以下のURLから入手可能。
http://mpi.govt.nz/Portals/0/Documents/food/yersinia/yersinia-pseudotuberculosis-outbreak-results-case-control-study-06102014.pdf
http://mpi.govt.nz/Portals/0/Documents/food/yersinia/yersinia-pseudotuberculosis-outbreak-results-case-control-study-08102014.pdf
地域 大洋州
国・地方 ニュージーランド
情報源(公的機関) ニュージーランド第一次産業省(MPI)
情報源(報道) ニュージーランド第一次産業省(MPI)
URL http://mpi.govt.nz/food/food-safety/yersinia-pseudotuberculosis
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