食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04130010294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、ファクトシート「鉛中毒と健康」を更新 |
資料日付 | 2014年10月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は10月6日、「鉛中毒と健康」と題するファクトシートを更新した。概要は以下のとおり。 1. 主な事実 ・ 鉛は蓄積性の中毒物質で、複数の体組織に影響し、特に幼い子供に有害 ・ 毎年推定60万人の子供の知的障害に寄与 ・ 毎年推定143 ,000人の死因となり、発展途上域では最大の負荷要因 ・ 疾病の分布はWHO東南アジア域に約半数、同西大西洋域と東地中海域に1/5ずつ ・ 体内では脳・肝臓・腎臓・骨に分布し歯と骨に蓄積。ヒトの暴露量は通常血中鉛濃度で評価 ・ 安全とみなし得る既知の鉛濃度はない ・ 鉛中毒は完全に予防可能 主な環境汚染源として採鉱・溶鉱・製造・リサイクル等があり、国によっては有鉛塗料・ガソリンをいまだに使用しているところもある。世界の鉛消費量の3/4は自動車用バッテリー向けだが、顔料・塗料・はんだ・ステンドグラス・クリスタルガラス・弾薬・釉薬・宝石類・玩具・化粧品・伝統薬剤等にも利用されている。鉛管や鉛はんだで継いだ水道管中の水にも鉛が含まれる。現在、鉛の大半はリサイクルで入手している。 2. 暴露源と暴露経路 職業暴露と環境暴露があり、主要なものとして次の2つがある。 ・ 鉛含有物質の燃焼(溶鉱)、不正規のリサイクル作業、鉛塗料の剥離及び有鉛ガソリンの使用により発生する鉛分子の吸引 ・ 鉛に汚染された塵芥、水(鉛管経由)、食品(鉛を釉薬やはんだに使用した容器経由)の吸引・摂取 3. 子供への鉛中毒の健康影響(略) 4. WHOの対応(略) |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs379/en/ |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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