食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04120410328
タイトル 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、中国における鳥インフルエンザの家きん及びヒトへの感染に関する最新の分析結果を公表
資料日付 2014年10月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は10月1日、中国における鳥インフルエンザの家きん及びヒトへの感染に関する最新の分析結果を公表した。概要は以下のとおり。
1.状況分析
 前回報告されたとおり、2013年に3月/4月に、新興の再集合体の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスへの複数の感染者が、中国当局から初めて報告された。これらの報告は、すぐに、感染者が発生したのと同一の地域の生鳥市場 (鳥類及び環境検体)から検出された低病原性鳥インフルエンザウイルスのA(H7N9)ウイルスと確認された。
 2013年7月の時点では、中国東部の10の地域における感染者は132人で、死亡は44人であった。6月~9月は、感染者はわずか3人で、その後10月以降は、患者数は増大し始めた(米国疾病管理予防センター(CDC)、2014年)。ヒトからヒトへの持続的な感染を示す証拠は、まだない(世界保健機関(WHO)、2014年)。
2.結論
 中国における感染者数の増大は、中国及び隣接地域の健康当局にとっては懸念であるが、欧州連合(EU)域内への侵入リスクの変更を示すものではない。
 英国公衆衛生庁(PHE)、WHO及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、中国への渡航制限は不要であるが、渡航者は生鳥市場訪問及び生きた家きんの取扱いに関するリスクを認識すべきとの評価結果を繰り返し述べている。
 現時点では、家きん製品の合法的な貿易を介してのA(H7N9)ウイルスの侵入リスクは、引き続き無視できると考える。家きん肉及び製品の不法取引については把握が難しいが、これらの製品中に高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスが存在するリスクはある。したがって、届出義務のある鳥類の疾病のアウトブレイクが見られる地域からのこれらの製品は禁止されている。
 英国及び欧州連合(EU)は、サーベイランスシステムの実施を法的に義務付け、野生の鳥類の監視プログラムと共に、家きんにおけるH5又はH7ウイルスの新興株の侵入についてモニタリングを行っている。
 「中国における鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスの家きん及びヒトへの感染に関する最新評価(第2回)」(4ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/339666/poa-ai-h7n9-china-140219.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
情報源(報道) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
URL https://www.gov.uk/government/publications/avian-influenza-in-poultry-and-humans-in-china
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