食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04111350105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、中学・高校教師がFDAの食品安全訓練講座に参加
資料日付 2014年9月11日
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概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は9月11日、公式ブログサイトで中学・高校の教師がFDAの食品安全夏期訓練講座に参加した様子を紹介した。概要は以下のとおり。
 今年の7月に開催されたFDAの教師向け第15期夏期年次訓練講座に中学・高校の教師が参加し、食品安全・栄養に関する最新の知見を習得した。1週間にわたる同講座のねらいは、学校の食品安全・栄養教育内容を改善し、生徒が栄養のある食品を選び、食品の正しい扱い方を理解できるようにすることにある。
 本講座は「科学とフードサプライ」といい、FDAと米国科学教育者協会(NSTA)が共同で作成したカリキュラムに従っている。これまでに全米50州や海外領土から652人の教師が参加し、課程を修了した。今年は22州から32人が参加し、それぞれの学校に戻って本学年度中にこのカリキュラムの普及教育を行うことになっている。参加した教師の受け持ちは、生物、化学、食品科学、保健、家庭科等だった。
 「食品通(food savvy)」の教師と生徒の強固なネットワークを全国的に構築することが本講座成功の目安となる。受講した教師たちは、本学年度中に新たに3
,200人ほどの生徒を教育する見込みで、そのほかに教師向け1日課程を通じて640人の同僚教師に対して普及教育も行う予定。これは講座の波及効果の一端で、受講した教師たちの多くは、カリキュラムを利用して地域社会の消費者グループに対する教育や、友人・家族との情報共有を図りたいと述べている。
 参加した教師たちは1週間の講座を通じて、農場から食卓に至る食品の流通、大学の実習ラボでの基本的な細菌学技術、FDAや農務省隷下の各部局での最新の食品安全・栄養知見等を習得した。また食品安全、栄養・栄養表示、食品アレルギー・アレルギー表示等に関する最先端の研究についても受講した。一方的な受講ではなく、講師との質疑応答時間も十分に取られ、授業中に生徒から上がった疑問点を専門家に尋ねることもでき、参加した教師らは興奮気味だった。食品アレルギーや着色料等に関する活発な討議を通じて、特定の製品を規制するFDAの役割に対する理解も得られた。
 閉講時に提出した所感文には、生徒への普及教育のあり方を取り上げたものが多く、「より良い健康的な食品を生徒が選べるよう、これからはもっとうまく説明できそうです」との感想もあった。受講者には地元の学校で普及教育を行うための多様な資器材も供与された。(写真:FDAの食品安全・応用栄養センターで顕微鏡をのぞく教師たち)
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://blogs.fda.gov/fdavoice/index.php/2014/09/teachers-learn-about-the-science-behind-food-safety-and-nutrition/
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