食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04110420475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁 (ANSES)、感熱紙に含まれるビスフェノールA(BPA)に関するREACH規則による制限案について7月9日付け意見書を発表
資料日付 2014年9月2日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁 (ANSES)は9月2日、感熱紙に含まれるビスフェノールA(BPA)に関するREACH規則(訳注:欧州における化学物質の登録、評価、認可及び制限に関する欧州議会及び理事会規則)による制限案について7月9日付け意見書(33ページ、フランス語)を発表した。概要は以下のとおり。
 ANSESは、リスク防止総局(DGPR)から諮問を受け、REACH規則に基づいた感熱紙へのBPAの使用に関する制限案を提出した。
 制限案は妊娠中の女性がBPAを含む感熱紙に暴露されたときに起こりうるリスクの存在を証明したこれまでのANSESの報告書に基づいている。
 この制限により感熱紙中のBPAは全面禁止となりうるが、技術的、経済的側面から実現可能である。
 技術面では、いくつかのBPAの代替物質が認められ、すでにヨーロッパでも使用されているものもある。しかしそれらの安全性は不確かで、BPAの代替となる化学物質を推奨することはできない。
 この制限によってかかりうる費用は2019~2030年にかけて年間約60万~2億7420万ユーロと見積もられる。同時期における健康被害を鑑みた場合の利益は年間180万~1260万ユーロと見積もられる。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/sites/default/files/documents/REACH2013re0004.pdf
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