食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04110330478
タイトル 英国化学物質規制委員会(CRD)、食品の残留農薬モニタリングの2014年第1四半期の結果を公表
資料日付 2014年9月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国化学物質規制委員会(CRD)は9月8日、食品の残留農薬モニタリングプログラムの2014年第1四半期の結果を公表した。概要は以下のとおり。
この報告書は、食品の残留農薬に関する専門委員会(PRiF)が作成した。2014年1月~3月に、22種類の食品(リンゴ、鞘付き豆、ニンジン、乳幼児用調製粉乳、乳、ミンチ肉、オクラなど)の585検体について検査が行われた。残留基準値(MRL)超は31検体であった。
インド産の鞘付き豆の2検体からモノクロトホスが検出された(0.06mg/kg及び0.09mg/kg、MRLは0.01mg/kg)。モノクロトホスは、欧州連合(EU)での使用が2003年以降認可されていない農薬である。遺伝子への懸念される影響に関して不明であることから、予防的観点から、食品中にモノクロトホスが検出されるのは望ましくない。しかし、摂取量が非常に少ないことから、リスクは低いと考えられる。
 鞘付き豆におけるMRL超過は、この他に、ケニア産の1検体からジメトエートが0.2mg/kg(MRL:0.02mg/kg)、インド産の2検体からトリアゾホスが0.04mg/kg及び0.07mg/kg(MRL:0.01mg/kg)など、合計12件であった。
英国産のジャガイモ1検体から、MRLの10mg/kgを超える12mg/kgのクロルプロファムが検出された。健康影響は懸念されないと考える。
 「残留農薬モニタリングプログラム 2014年第1四半期報告書」(181ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.pesticides.gov.uk/Resources/CRD/PRiF/Documents/Results%20and%20Reports/2014/Q1%202014%20%20FINAL.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国化学物質規制委員会(CRD)
情報源(報道) 英国化学物質規制委員会(CRD)
URL http://www.pesticides.gov.uk/guidance/industries/pesticides/advisory-groups/PRiF
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