食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04100400294
タイトル 世界保健機関(WHO)、「情報発信:エボラと食品安全」を発表
資料日付 2014年8月26日
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分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は8月24日、「エボラと食品安全」と題する情報を配信した。概要は以下のとおり。
1. エボラウイルス疾患:全般情報
 現在幾つかのアフリカ諸国でエボラウイルス疾患(EVD)が集団発生している。これは重い病気である。感染は感染動物及び患者の血液、体液及び組織との直接接触により生じる。集団発生時に高い感染リスクがあるのは、病人や感染患者と密接な接触を持つ医療従事者や家族などである。適切な感染予防管理対策を行うことで感染をストップさせ、患者への介助看護により致死率を下げることができる。診療所・病院、共同体の集まり、埋葬時及び家庭における推奨防護対策を通じて感染の拡大を抑えることができる。
2. 集団感染の現状:ヒトからヒトへの感染
 エボラウイルスは野生動物、特にヒト以外の霊長類にまん延することが知られている。ヒト以外の霊長類、ダイカー(訳注:ウシ科のほ乳類小形レイヨウ)、コウモリ、小げっ歯動物及びトガリネズミを宿主とする。過去に起きたEVD集団感染の最初の起源は、狩猟、感染した野生動物のと畜及び肉の処理を通じてヒトが野生動物から感染し、次いでヒトからヒトへ広がったと見られる。しかし、今回の集団感染は大多数がヒトからヒトへの感染である。
3. 食品、動物及びエボラ
 調理や加熱調理が適正になされていれば、食品の摂取で感染することはあり得ない。つまり、エボラウイルスは加熱調理で不活化する。感染動物や生肉・副産物に直接触れた場合でも、基本的な衛生対策を講じれば感染を防ぐことができる。基本的な衛生対策には、感染動物やその製品と接触する前後の手洗いの励行、着替え、靴の履き替えが含まれる。とは言え、病気の動物や感染した動物は決して摂取すべきではない。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/disease/ebola/note-ebola-food-safety/en/
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
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