食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04091830104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、「バイタルサイン:児童の果実・野菜摂取-2003~2010年米国を発表
資料日付 2014年8月5日
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分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は8月5日、「バイタルサイン:児童の果実・野菜摂取-2003~2010年米国(Vital Signs: Fruit and Vegetable Intake Among Children - United States
, 2003?2010)」と題する研究論文を発表した。概要は以下のとおり。
1. 背景
 果実・野菜をより多く摂取すれば、食事で足りない栄養素が補われ、疾病・死亡の主因リスクが減り、体重管理にも資する。本報告書では、果実・野菜が2歳~18歳児の食事に果たす役割動向について取り上げる。
2. 方法
 CDCは、2003~2010年の全国保健栄養検証調査(National Health and Nutrition Examination Surveys)で得られた過去24時間思い出し法による食事摂取量を分析し、児童の果実・野菜摂取量動向を1
,000キロカロリー当たりのカップ当量(cup-equivalents per 1
,000 calories:CEPC)で推定し、性・年齢・人種民族・家族収入貧困率・肥満度別動向も推定した。総(total)果実には果汁を除く果実(whole fruit)と果汁(100%果汁、食品その他飲料)が含まれる。総野菜には「2010年米国民向け食事ガイドライン」で奨励されている品目(緑黄色野菜)、ばれいしょ、その他全ての野菜が含まれる。
3. 結果
 児童の総果実摂取量は2003~2004年に0.55CEPCだったが、2009~2010年には0.62CEPCに増えた。理由は果実の摂取量が著しく(0.24から0.40CEPCに)増えたことにある。同時期の果汁の摂取量は著しく(0.31から0.22CEPCに)減った。総野菜摂取量は横ばいだった(0.54から0.53CEPC)。「2020年健康な国民」で設定されている目標の野菜1.1CEPCを達成した年齢グループは皆無だった。2歳~5歳グループだけが果実0.9CEPCの目標を達成した。
4. 結論
 児童の総果実摂取量は、果実の摂取量が増えたため増加したが、総野菜摂取量には変動がなかった。
5. 公衆衛生習慣との関係
 政策や学校、保育所、家庭等種々の食環境において一層注意を傾注するなら、果実摂取量の続伸と野菜摂取量の向上に資すると考えられる。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm63e0805a1.htm?s_cid=mm63e0805a1_e
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