食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04091280482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、一般向けの「遺伝子組換え食品ニュースレター」(2014年7月版)を発行
資料日付 2014年8月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは8月6日、一般向けの「遺伝子組換え食品ニュースレター」(2014年7月版)を発行した。概要は以下のとおり。
1. 食品にゼロリスクはない、遺伝子組換え食品も例外ではない(省略)
2. 従来型の食品はゼロリスクか?
 答えは間違いなく「いいえ」である。周知のように、従来型の食品にもそれぞれにリスクがある。例えば、じゃがいもにはグルコアルカロイド、キャッサバにはシアン化物といった自然毒が含まれる。珊瑚礁に生息するいくつかの魚には致死性のシガテラ毒が含まれ、生肉にはサルモネラ属菌や腸管出血性大腸菌O157等の人獣が共通に感染する(原文のまま)重要な微生物が含まれるかもしれない。小麦中のグルテンは一部のヒトにアレルギー反応を引き起こすことがあり、かびに汚染されたピーナッツはヒトをがんにさせるアフラトキシン類が含まれている。このことから、従来食品の喫食はゼロリスクではない。
3. 比較アプローチ(実質的同等性)の概念とは?(省略)
4. 認可された遺伝子組換え食品はゼロリスクではないのか?
 実際のところ、認可された遺伝子組換え食品は従来品種と同様にゼロリスクではない。遺伝子組換えばれいしょを例にとっても、コロラドハムシを防除できる遺伝子組換えばれいしょには従来品種と同じ量の自然毒が含まれる。しかし、これは認可された遺伝子組換えばれいしょや従来品種が安全に食べられないということなのだろうか?もちろんそうではない。
 世界各地ではこれまで何百万という認可された遺伝子組換えばれいしょが安全に食されてきた。このことから、我々は認可された遺伝子組換え食品は従来品種と同様に安全であると確信している。実際のところ、現在多くの食品安全当局が認可した遺伝子組換え食品は一般に安全であるとの見解を示している。
5. 結論
 従来型の食品、認可された遺伝子組換え食品のいずれにもリスクは存在するが、これらの食品はヒトの食用に安全に供することができる。比較アプローチに基づき遺伝子組換え食品の安全性を評価する現在のやり方は、認可された遺伝子組換え食品が従来品種と同等に安全であることを保証できると国際的に認められている。
 英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/programme/programme_gmf/files/gmnews21e.pdf
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/programme/programme_gmf/files/gmnews21c.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。