食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04090930149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州連合における10年間のめん羊及び山羊のモニタリング及び管理の後のスクレイピー状況に関する意見書を公表
資料日付 2014年7月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月30日、欧州連合における10年間のめん羊及び山羊のモニタリング及び管理の後のスクレイピー状況に関する意見書を公表した(155ページ、2014年7月10日採択)。
 欧州連合(EU)における定型スクレイピー(Classical scrapie
, CS)抑制のために実施された政策の効果を検証するために、長年実施された管理施策に関する成果について経時的に疫学データを比較した。2002~2012年の加盟国の小型反すう動物での伝達性海綿状脳症(TSE)発生、特にめん羊でのCSに重点をおいた時空間的説明が提示された。
 加盟国から収集されたデータに基づき、CS耐性種育種プログラム(BP-CS)の効果の可能性を、一般的なめん羊集団での耐性の普及度について、CSの傾向分析が実施された国々の評価がなされた。17か国の加盟国からめん羊のCSが報告された(平均有病率:8.7例/検査1万頭)。多様傾向及び地理的分布について、13か国から一貫した症例数が報告されたなかで、傾向分析で統計的にかなりの減少傾向がみられたのはたった6か国のみであった。CS管理の遺伝学的、非遺伝学的措置の実施のばらつきが、残りの7加盟国での疾病状況改善の失敗の説明となるかもしれない。
 国単位でみれば、CSの減少度合はBP-CSの良好な達成度に関連しているとみられる。めん羊及び山羊に適用できるCS管理の選択肢は、死後検査によって感染群を検出し、その後に頭数を減らすCS撲滅策では成功しにくいとみられる。
 CSの消滅が予想されるめん羊集団のARR対立遺伝子の最小出現頻度は、各国別にめん羊集団について推定できるかもしれない。めん羊及び山羊でのCS抑制の追加/代替施策に対する提言もなされている。
 当該意見書は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3781.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3781.htm
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