食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04090820208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、提案P1017「リステリア・モノサイトゲネスの基準‐食品の微生物基準値」認可報告書を公表 |
資料日付 | 2014年7月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は7月31日、提案P1017「リステリア・モノサイトゲネスの基準‐食品の微生物基準値」の認可報告書(2014年5月27日付け)を公表した。 提案P1017は7月31日に官報に掲載された。 FSANZは、非加熱喫食用(Ready-to eat:RTE)食品中のリステリア・モノサイトゲネスの基準に関する基準1.6.1(食品の微生物学的基準値)を修正するためにFSANによって準備された提案を評価した。2013年11月8日に、FSANZは基準1.1.1、1.6.1、3.2.2及び4.2.5の変更案に関する提案を求め、関連した報告を公表した。FSANZは20件の提案を受け取った。 2014年5月14日に変更案を認可した。豪州政府間評議会(COAG)の食品規制に関する立法とガバナンス・フォーラムは2014年5月26日にFSANZの決定の通知を受けた。 この提案の評価についての2報の関係文書のURLは次のとおり。 関係文書(SD)1:RTE食品中のリステリア・モノサイトゲネスの微生物学的基準値の申請に関するガイダンス-提案P1017(認可) http://www.foodstandards.gov.au/code/proposals/Documents/P1017-MicroAppR-SD1.pdf SD2:リステリア・モノサイトゲネスの基準の科学的根拠‐提案P1017(認可) http://www.foodstandards.gov.au/code/proposals/Documents/P1017-MicroAppR-SD2.pdf 認可報告書の要旨 基準1.6.1‐2000年12月に食品に関する微生物学的基準値がオーストラリア・ニュージーランド食品基準コード(以下、コード)に盛り込まれた。この基準が設定されて以来、追加の食品安全要件は、食品安全への予防的な取組みを支援するコードに含まれている。作業はまたより広く非加熱喫食用(RTE)における食品中のリステリア・モノサイトゲネスの基準を確立するために国際的に進められている。 提案P1017は、国際的に合意された基準値と整合性がとれたRTE食品中のリステリア・モノサイトゲネスの適切な微生物学的基準を確立するために準備された。RTE食品中のリステリア・モノサイトゲネスの2つの基準を評価した提案は、細菌の増殖が食品中でおこる可能性があるかどうかに基づいた。これらの基準の適用は、その保存期間と共に、RTE食品の物理的及び化学的特性を考慮している。 FSANZは、リステリア・モノサイトゲネスの増殖がRTE食品中で起こる又は起こらないであろうことに基づいて、RTE食品中のリステリア・モノサイトゲネスの2組の基準を定めている基準1.6.1における所定の食品中のリステリア・モノサイトゲネスのための既存の基準を置き換えるためにコードを改正することを決定した。 ・リステリア・モノサイトゲネスの増殖が起こらないRTE食品(100cfu/g以下)。 ?リステリア・モノサイトゲネスの増殖が起きるRTE食品(不検出/25g)。 このアプローチは、食品のリステリア・モノサイトゲネスの増殖を促進する可能性がリステリア症にかかるリスクの主な要因であることに基づいたものである。食品中のリステリア・モノサイトゲネスの増殖が起こらない食品については、時として低レベルの検出値(100 cfu/g未満)では公衆衛生上のリスクを引き起こさない。 本提案は[主な手続き]で評価された。 当該アプローチは、リスクベースであり、柔軟であり、証拠によって裏付けされ、国際的な取組みと一致している。また、ガイダンス文書(例えばリコールのガイドライン)と基準1.6.1中の基準の間の現在の不整合とも取り組んでいる。 基準1.6.1において広範囲のRTE食品のリステリア・モノサイトゲネスの基準を盛り込むことは、食品が安全であることを確保するためにも超えてはならない微生物学的上限値として、業界及び規制当局への確実性の尺度を提供する。これはリステリア・モノサイトゲネスへの暴露及びリステリア症の発生率を減少させるための重要なリスク管理ツールである。 また、現代の分析標準法を提供するために基準1.6.1に修正がなされ、修正された基準1.6.1と関連して基準4.2.5(卵及び卵製品の一次生産及び加工基準(豪州のみ))の注記を明確にするために修正がなされた。 リステリア・モノサイトゲネスのための適切な基準を決定するためのこのアプローチを支持するために、ガイダンス文書「リステリア・モノサイトゲネスの基準の適用ガイド」が開発されており、関係文書1(SD1)として提供されている。 P1017は、基準1.6.1における基準値のより広範な見直しの第一段階である。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/code/proposals/Documents/P1017-MicroAppR.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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