食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04090740343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、ミディ・ピレネー地域圏で発生した志賀毒素産生性大腸菌O26:H11によるチーズの汚染事例を紹介
資料日付 2014年7月18日
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概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は、7月18日発行の週刊衛生現状報告(Point Epidemio)、ミディ・ピレネー地域圏版において、同地域圏内で発生した山羊の未処理生乳を使ったクロタン・ド・シャヴィニョルチーズ(crottins de Chavignol)から志賀毒素産生性大腸菌(STEC)O26:H11が検出された事例の概要を紹介した。
 Laiterie H.TRIBALLAT社と農業省の食品総局(DGAL)は7月1日、同地域圏のシェール県で生産されたナチュラルチュラルブルーチーズ、クロタン・ド・シャヴィニョルチーズから志賀毒素産生性大腸菌(STEC)O26:H11が検出されたことから製品回収を発表した。
 この製品回収は7月11日、消費者に最初に通知された検査陽性のロットと同じ原料で生産された11ロットに拡大された。
 関連ロット製品はフランス本土のみならず、欧州連合(EU)域内市場に流通していたことから、DGALは欧州食品・飼料早期警戒システム(RASFF)を通してEU諸国に警報を発した。
 InVSは7月15日、7月12日から3件の集団下痢症の報告を受けた。患者数は5人(成人3人及び子供2人)であった。これらの患者は当該チーズを食べたと報告している。患者はそれぞれヴァンデ県(フランス中西部大西洋岸)、コルシカ島及びオー・ド・セーヌ県(パリの西側)の住民である。調査は現在、InVSの当該地域圏疫学調査局(Cire)が実施している。
 7月15日現在、届出のあった5人について出血性下痢や溶血性尿毒症症候群(HUS)の報告はない。また、InVSは現在のところ、HUSの異常発生は確認していない。
 報告書(仏文、8ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.invs.sante.fr/fr/content/download/92066/335382/version/180/file/pe_mp_180714.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/fr/Publications-et-outils/Points-epidemiologiques/Tous-les-numeros/Midi-Pyrenees/2014/Surveillance-sanitaire-en-region-Midi-Pyrenees.-Point-epidemiologique-au-18-juillet-2014
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