食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04080680105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、トータルダイエットスタディの調査結果を更新
資料日付 2014年7月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は7月11日、トータルダイエットスタディ(TDS)の調査結果を更新した。概要は以下のとおり。
 TDSは、食品中の特定の化学汚染物質及び栄養素の濃度を測定する現行調査計画で、今回の更新は2006年~2011年に収集した新データを基にしている。FDAはこのデータを基に動向を分析し、経時的な変化が顕著かどうかといった点について理解を深めている。一例として、何種類かの加工食品のナトリウム濃度が統計的に有意に減少していることが分かった。
 TDSはFDAの「マーケットバスケット調査」として知られ、米国で広く食用・飲用に供される多種多様な商品(約280種)のサンプリングを実施する。TDSが他のモニタリング調査と異なるのは、調理前の食品を対象にするのではなく、実際に摂取される(「table ready」)食品中の化学汚染物質と栄養素を分析する点で、これにより食品・飲料由来の暴露レベルをより正確に推定できる。試料は全国の食料品店や飲食店で、実際に食品を購入して収集している。
 FDAはTDSデータを公開し、他の研究組織等が利用・検証できるようにしている。今回の更新では、食品中の4つの有毒な元素(ヒ素、カドミウム、鉛、水銀)と12の栄養元素(カルシウム、銅、ヨウ素、鉄、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ニッケル、リン、セレン、ナトリウム、亜鉛)の濃度に関するレポートが変更され、レポートのほかに個々の分析結果も盛り込まれている。
 TDS は1961年に、食品の放射線汚染を監視するために始まった計画で、以来対象が残留農薬、産業化学物質、毒物、栄養素に拡大してきた。これらの分析を通じてFDAは、動向と公衆衛生への潜在的リスクを監視できる。
 レポートと個々の分析結果の全文は以下のURLから入手できる。
http://www.fda.gov/Food/FoodScienceResearch/TotalDietStudy/ucm2006799.htm
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm404465.htm
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