食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04080280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、人獣共通感染症に係るファクトシート「サルモネラ属菌」を更新
資料日付 2014年7月14日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月14日、人獣共通感染症に係るファクトシート「サルモネラ属菌」を更新した(2ページ)。概要は以下のとおり。(訳注:前回のファクトシートの更新は2011年10月27日)
1.サルモネラ属菌とは
 欧州連合(EU)では年間9万人を超えるサルモネラ症患者の報告がある。サルモネラ属菌は健康な鳥類及び哺乳類の腸管に普通にみられる。食品では、卵や豚、七面鳥及び鶏の生肉に一番多くみられる。ヒトへは汚染された食品を通じて広まる。
2.EFSAはどのようにEUのサルモネラ属菌対策を支援しているか
(1)進捗度把握のための動物及び食品のサルモネラ属菌の年間調査 (2)リスク評価及び提言 (3)EU全域におけるサルモネラ属菌保菌率調査
3.EUの共同取組によってヒトのサルモネラ症が著しく減少
 家きん類におけるサルモネラ強化対策が全EU加盟国で実施され、家きん群(採卵鶏、肉用鶏、七面鳥)における細菌低減目標が設定された。EU全体の協力的手法は素晴らしい結果をもたらした。EUでは2004~2009年の5年以上の間にヒトのサルモネラ症がほぼ50%減少した。それ以降もサルモネラ症は減少を続けている。
4.科学的協力体制
(1)EFSAと欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、加盟国からの人獣共通感染症、薬剤耐性、集団食中毒のデータを収集分析し、年次報告書を作成している。
(2)EFSAは人獣共通感染症データ収集ネットワークを公開し、時宜を得た情報及び分析を提供している。
(3)EFSAの生物学的ハザード(BIOHAZ)パネルは、食品安全及び食品媒介疾病に関する独立した科学的助言を提供している。
【ご存知でしたか?】
(1)サルモネラ属菌が最も多く検出されているのは鶏肉である。
(2)サルモネラ属菌はEU域内で感染源が明らかな集団食中毒の中で最も件数が多い原因である。
(3)ほとんどのEU加盟国が鶏群のサルモネラ低減目標を達成した。
(4)消費者は汚染されている可能性のある食品によって感染するリスクを、適正な手指衛生及び食品取扱によって減らすことができる。これらには、食品を適切に冷蔵する、手指及びまな板や食器などの表面を規則的に洗浄する、生肉と他の食材を分ける、食品を適切な温度で加熱調理することが含まれる。
 当該ファクトシートは以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/corporate/doc/factsheetsalmonella.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/topics/factsheets/factsheetsalmonella
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