食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04071030482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、食品安全レポート(2014年5月分)及び肉類中の二酸化硫黄の検査結果を公表
資料日付 2014年7月1日
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概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは6月30日、食品安全レポート(2014年5月分)及び肉類中の二酸化硫黄の検査結果を公表した。
1. 食品安全レポート
 食品約10
,700検体のうち、約4
,400検体について化学検査(残留農薬、保存料、金属汚染物質、着色料、動物用医薬品、可塑剤等)を、約1
,200検体について微生物検査(病原菌、衛生指標菌)を、約5
,200検体(うち約4
,900検体が日本からの輸入食品)について放射性物質の検査を実施したところ、2検体が不合格だった。不合格検体は以下のとおり。
(1)塩漬け肉入りのちまき:使用禁止のホウ酸が検出された(公表済み)。
(2)クッキー:食品中の脂質重量に基づき計算したところtert-ブチルヒドロキノン(TBHQ)が53ppm含有されていた。基準値である200ppmを下回ったがパッケージに表示がなかった。
 また、センターは、海外のある食品業界が「臭素化植物油(BVO)」(禁止されている国が多いが、北米では飲料に使用されている食品添加物)を飲料中に使用することを停止する予定であるとのメディア報道に留意している。5月と6月に異なる小売店から北米産飲料を25検体採取し検査したところ、1検体に「臭素化植物油」の表示があり、0.9ppm検出された。現在、米国及びカナダでは一定の範囲内で「臭素化植物油」の使用が認められている(飲料中の最大許容量は15ppm)。しかし、国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議は1970年に「臭素化食物油」のリスク評価を行い、当該物質は食品添加物として用いられるべきではないとの見解を示している。
2. 肉類中の二酸化硫黄の検査結果
生鮮食料店や市場から採取された牛肉、豚肉、羊肉255検体を採取したところ、豚の生肉1検体及び牛の生肉1検体(いずれも公表済み)から生肉への使用が禁止されている二酸化硫黄が検出された。残りの検体は全て合格だった。
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/press/2014_06_30_1_e.html
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/press/2014_06_30_1_c.html
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