食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04070750475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、乳牛へのビタミンA、ビタミンD、ビタミンE及びセレン等の特別栄養目的の飼料のリスト(欧州指令No.2008/38/ECの付属書)改正について意見書を公表
資料日付 2014年5月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は5月22日、「ビタミンA及びビタミンDの吸収不良の乳牛へのビタミンA及びビタミンDの補給」、「ビタミンE及びセレンの吸収不良の乳牛へのビタミンE及びセレン補給」、「血中カルシウム濃度及び血中リン濃度が異常の乳牛へのカルシウム及びリン補給、並びにビタミンA及びビタミンDの吸収不良の乳牛へのビタミンA及びビタミンDの補給」などの特別栄養目的の飼料のリストを定めた欧州指令No.2008/38/ECの付属書改正について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2014年3月4日付けで提出した意見書を公表した。
 この評価でANSESは既に3件の意見書を答申している(諮問番号No.2010-SA-0290、諮問番号No.2010-SA-0291及び諮問番号No.2010-SA-0292)。ANSESは幾つかの見解を付している。特にビタミンAとビタミンD3又はビタミンEとセレンの「吸収不良」の特徴付けが無いこと及び申請資料の目的に関する用量が不適切であることを指摘していた。
 DGCCRFはANSESのコメントをDGCCRFの評価書に含めて欧州委員会(EC)に送付し、ECは追加質問状を申請者に送付した。ECは申請者が追加質問に対する回答として提出してきた追加情報を2013年7月にフランス政府代表部に送付してきた。
 本意見書は、申請者から提出された追加情報に関する以下の2点について評価した。
・ビタミンEとセレンの摂取量
・ビタミンA及びビタミンD3の摂取量
 結論として、集約飼育している乳牛にビタミンA、D3、E及びセレンを補給することにはメリット(interet)がある。14日間にわたり継続してビタミンEを2
,000mg/日及びセレンを2mg/日投与することは、欠乏を解消することを保証するものではないが、乳牛にリスクをもたらすものでもない。
 14日間にわたり継続的にビタミンD3を50
,000UI/日投与することは欠乏を解消することを保証するものではないが、乳牛にリスクをもたらすものでもない。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/sites/default/files/documents/ALAN2013sa0196.pdf
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