食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04060420160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、カンピロバクター汚染防止のため、生の鶏肉を洗浄しないよう注意喚起
資料日付 2014年6月16日
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は6月16日、カンピロバクター汚染防止のため、生の鶏肉の洗浄をやめるよう緊急の注意喚起を行った。概要は以下のとおり。
 FSAは、食中毒の懸念が考えられるカンピロバクターによる汚染リスクを低減するため、英国民に対して、生の鶏肉を洗浄しないよう求める注意喚起を行った。この注意喚起は、国民の44%が、生の鶏肉を、加熱調理の前に必ず洗浄しているとの新たなデータに基づいて行われた。この習慣は、洗浄時に水の飛沫が飛散することにより、カンピロバクターが手、作業台、衣服及び調理器具に広がる可能性がある。
 今年の食品安全週間のテーマは、「生の鶏肉を洗浄しない」である。
 カンピロバクター食中毒を防止するための規則は、次の4つである。
1.生の鶏肉は覆い、冷蔵する。
 生の鶏肉は覆い、冷蔵庫の最下段に保存する。こうすることで、肉漿が他の食品に落ちることを避け、カンピロバクターなどの食中毒菌による汚染の防止につながる。
2.生の鶏肉は洗浄しない。
 生の鶏肉に存在するカンピロバクターなどの細菌は、加熱調理により死滅するが、鶏肉を洗浄する時の水の飛沫により細菌が拡散する可能性がある。
3.使用した器具を洗浄する。
 生の鶏肉を使用したまな板などの調理器具を十分に洗浄し、清潔なものを使用する。石鹸とぬるま湯で、手洗いを十分に行う。これらを実行することにより、交差汚染を避けることができる。
4.鶏肉は十分に加熱調理する。
 食卓に出すまでの間、常に、鶏肉から湯気が出ていることを確かめる。最も厚い部分を切り、その部分が湯気が出るくらい熱く、また、ピンク色の部分がなく、流れ出る肉汁が透明であることを確認する。
 さらに、FSAは、全ての大手スーパーとの連名で、食品安全週間(6月16日~24日)の一環として、生の鶏肉を洗浄しないよう呼びかける書簡をメディアに向けて出した。
 この書簡「全ての大手スーパー及びFSAからのお願い」(2ページ)は、以下のURLから入手可能。
http://multimedia.food.gov.uk/multimedia/pdfs/letters/broadcasters-letter.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2014/jun/fsw#.U6gI5FNnF0g
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