食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04050570484
タイトル ニュージーランド第一次産業省(MPI)、消費者への生乳の販売に関して意見募集を開始
資料日付 2014年5月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ニュージーランド第一次産業省(MPI)は5月29日、消費者への生乳(未処理乳)の販売に関する意見募集を開始した。概要は以下のとおり。
 MPIは、食品安全上のリスクに関する要件と生乳を購入及び飲用したいとする人々の要求とのバランスを取るには何らかの変更が必要であると述べている。
 依然として、生乳の需要はあり、その販売に対するより多くのさまざまな選択肢を考える必要性があることは明らかである。人々がこの問題に関する意見を出す機会を持つことは重要であり、それによってMPIは変更のための提案をする前にあらゆる視点で検討することができる、とMPIの次長は述べている。
 生乳の摂取がリスク因子となっている食中毒の発生は、2009年以来、一貫して高かった。MPIは2011年後半に、この問題について意見募集を行った。その結果は、コミュニティが飲用の生乳を購入することを希望していることを示したが、病原体によって起こる病気のリスクのさらなる調査が必要とされた。
 それ以降、MPIは生乳の飲食と関連するリスクの科学的評価を行った。その研究では農場での対策によって生乳の飲用に伴う病気リスクを減少させることはできるけれど、生乳に病原体が存在しないことを保証する衛生規範はないことを示した。
 その研究はまた、生乳を飲む人の数が増加すると、食中毒発生の機会が増えることも示した。都市部の住民では生乳を飲むことによるカンピロバクターの発症の可能性が5倍高まると推定される。なぜなら都市部の住民は農場環境中に天然に存在する病原体にほとんどさらされていないためである。
 政府がこの問題に関して最終的な方針をまだ策定していないことに注目する必要がある。生乳を生産又は購入する人々、衛生の専門家及び幅広い分野の大衆の意見を求める。
 意見募集は2014年7月8日に締切る。
地域 大洋州
国・地方 ニュージーランド
情報源(公的機関) ニュージーランド第一次産業省(MPI)
情報源(報道) ニュージーランド第一次産業省(MPI)
URL http://www.mpi.govt.nz/news-resources/news/consultation-on-the-sale-of-raw-milk-to-consumers
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。