食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04050560314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、未処理乳は加熱して摂取するよう注意喚起 |
資料日付 | 2014年5月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は5月20日、生乳(未処理乳)は加熱して摂取するよう注意喚起を行った。概要は以下のとおり。 生の乳を農場から直接購入することは、特に夏季の行楽の楽しみである。また、農場見学及び乳の試飲は、学校及び幼稚園の遠足の行事として人気である。しかし、未処理の生乳の摂取が疾病につながる可能性があるという事実は、十分に理解されていないことは明らかで、BfRには食中毒が毎年報告される。 BfR長官のAndreas Hensel博士は、「農場で購入する生乳は、カンピロバクターや大腸菌などの病原菌による汚染の可能性があることから、常に加熱してから摂取するべきである」と説明する。特に、小児、妊婦、高齢者及び病人は、生乳及び乳製品の摂取を控えるべきである。この助言は、学童その他の子供の農場見学にも当てはまる。 ドイツでは、感染予防保証の観点から、通常、生乳の販売は禁止されている。例外的に、「農場直送の乳」については販売が認められている。「農場直送の乳」を提供する農家には、特別な衛生要件は義務付けられていない。しかし、その場合でも、販売に際しては「生乳につき加熱してから摂取すること」との明確な表示をしなければならない。 もうひとつの例外は、「認証済み生乳」と呼ばれる製品の販売である。この包装済み生乳は、特別に管理された農場から出荷され、小売店で入手可能である。認証済み生乳は、特別な衛生規定及び管理が義務付けられていることから、生での摂取が可能である。しかし、認証済み生乳といえども、特に感受性の高い人々にとって感染症の原因となる病原菌が含まれている可能性は排除できない。 認証済み生乳のパッケージには、8℃以下で保存すること、との注意書きがある。さらに、「生乳」という文字及び消費期限が記載されなければならない。認証済み生乳の場合、特に傷みやすい製品であることから、消費期限は搾乳時間から96時間以内でなければならない。 リスクグループに提供される場合は、認証済み生乳であっても摂取前に加熱すべきである。 農場販売の生乳及び認証済み生乳の、食堂及び病院のキッチンなど、食事を提供する公共施設での販売は禁止されている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2014/11/raw_milk__boiling_protects_against_infections-190264.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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