食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04050240450
タイトル Eurosurveillance:「2011年8月から2013年1月に発生した欧州連合の複数国における七面鳥肉に関連するサルモネラ・スタンレー集団感染症に関する集学的調査」
資料日付 2014年5月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance
, (Volume 19
, Issue 19
, 15 May 2014)に掲載された論文「2011年8月から2013年1月に発生した欧州連合の複数国における七面鳥肉に関連するサルモネラ・スタンレー集団感染症に関する集学的調査 (Multidisciplinary investigation of a multicountry outbreak of Salmonella Stanley infections associated with turkey meat in the European Union
, August 2011 to January 2013)
, 著者P Kinross(ECDC
, スウェーデン)ら」の概要は以下のとおり。
1.2011年8月から2013年1月にかけて、サルモネラ・スタンレー(Salmonella enterica serovar Stanley)集団感染症が欧州連合(EU)10か国で発生し、全部で710人の患者が報告された。2012年6月29日付けの食品及び水媒介疾病に関する疫学情報共有システム(EPIS-FWD)の緊急調査要請によって、公衆衛生、動物衛生及び食品安全に関連するEU及び各国当局が国際的な調査を開始した。
2.2012年に発生国で実施された国内の集団感染症調査の3件のうちの2件では、感染の媒介が七面鳥肉であることが特定された。さらにEUの動物資源の定期モニタリングでは、2011年の動物検体から分離されたS.Stanley 311株のうちの95%以上(n=298)は七面鳥食品生産チェーンに由来するものであった。2004~2010年には、当該由来はなかった。
3.アウトブレイク株及び過去のヒト分離S.Stanley株のパルスフィールド・ゲル電気泳動法(PFGE)による型分析の結果、当アウトブレイク株は2011年に欧州で新たに出現したPFGE型であることが判明した。EU16か国で、ヒト、食品、飼料、環境及び動物から分離された464株のうちの346株が区別できないPFGE型であることが確認された。そして、ヒト分離株以外の112株のうちの102株が七面鳥生産チェーンからのものであった。疫学的及び微生物学的証拠を基に、七面鳥肉がヒトの感染の主原因で、動物生産チェーンでの早期の汚染によるものと考えられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20801
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