食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04050100149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物のブラウンHT (E 155)について精度を高めた暴露量評価に関する声明を公表 |
資料日付 | 2014年5月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月28日、食品添加物のブラウンHT(Brown HT) (E 155)について精度を高めた暴露量評価に関する声明(2014年5月28日承認、26ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. EFSAは、摂取時における食品中のブラウンHTの使用量に関する追加情報を考慮に入れ、ブラウンHTについて精度を高めた暴露量評価を行った。EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は2010年、ブラウンHTの再評価に関する科学的意見書を採択し、暴露量の多い成人及び1~10歳児の食事経由暴露量は、推定暴露量の範囲の上限において、ブラウンHTの一日摂取許容量(ADI)の1.5mg/kg体重/日を超える可能性があると結論づけた。この結論を受けて欧州委員会(EC)は、この食品着色料について精度を高めた暴露量評価を行うようEFSAに要請した。 2. 用途及び使用濃度に関するデータ募集を通じて、関連する利害関係団体に食品中のブラウンHTの存在に関するデータを求めた。ブラウンHTの使用が認可されている37の食品区分のうち6区分について、使用濃度に関するデータがEFSAに提供された。また、限られた数の分析結果がEFSAに報告され、すべて検出限界(LOD)又は定量限界(LOQ)未満であった。暴露量評価は、「EFSAの包括的な食品摂取量データベース」を用いて行われた。(i)最大使用基準値(MPLs)に基づく推定暴露量、(ii)MPLs及び報告された最大使用濃度の組み合わせに基づく推定暴露量、(iii)報告された最大使用濃度のみに基づく推定暴露量の3つの異なるシナリオを検討した 3. (i)及び(ii)のシナリオを検討すると、高齢者(訳注:65歳以上)を除くすべての年齢群において、高いレベルの暴露量(95パーセンタイル値)は、ADIを超えた。以前の評価と比較すると、特に成人の今般の推定暴露量の95パーセンタイル値は以前より低いものの、小児及び成人の今般の推定暴露量の平均値は以前と同程度である。報告された使用濃度のみを検討すると、すべての年齢群におけるブラウンHTの平均的な推定暴露量及び高いレベルの推定暴露量は、ADIを下回る。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3719.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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