食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04050090305
タイトル 欧州連合(EU)、加熱処理した食肉製品の保存料としてのラウロイルアルギニンエチルの使用を認可
資料日付 2014年5月16日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州連合(EU)は5月16日、加熱処理した食肉製品の保存料としてのラウロイルアルギニンエチル(Ethyl lauroyl arginate)の使用を認可するため、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1333/2008の附属書II(EUで認可されている食品添加物のリスト)及び委員会規則(EU) No 231/2012の附属書(EUで認可されている食品添加物の規格リスト)を一部改正する委員会規則(EU) No 506/2014を官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. いくつかの食品区分における保存料としてのラウロイルアルギニンエチルの使用の認可を求める申請書が2006年5月5日に提出された。
2. その後、欧州食品安全機関(EFSA)は2007年4月、食品保存料として使用した場合のラウロイルアルギニンエチルの安全性を評価し、一日摂取許容量(ADI)を0.5mg/kg体重/日に設定した。当該物質への暴露量の保守的な(訳注:より安全側に立った)推定によって、いくつかの食品区分に対して提案された最大使用基準値における成人及び小児の暴露量がこのADIを超える可能性が示唆された。
3. これらの結論を受けて、申請者は、用途及び使用濃度を修正し、加熱処理した食肉製品における使用の認可を求めた。EFSAは2013年7月、修正された食品添加物用途に基づくラウロイルアルギニンエチルの精度を高めた暴露量評価に関する声明を公表し、すべての住民集団の暴露量は0.5mg/kg体重/日のADIを下回ると結論づけた。
4. リステリアのような有害微生物の成長阻害を含めて、加熱処理した食肉製品の微生物学的品質を向上させるため、加熱処理した食肉製品の保存料としてラウロイルアルギニンエチルを使用する科学技術的な必要性がある。加熱処理した食肉製品へのラウロイルアルギニンエチルの使用は、これらの食肉製品の品質及び安全性の維持に役立つため、加熱処理した食肉製品へのラウロイルアルギニンエチルの使用を認可し、当該食品添加物にE番号243を付与することが適当である。
 以上の経緯及び観点から、委員会規則(EU) No 506/2014の附属書I及びIIに従い、規則(EC) No 1333/2008の附属書II及び規則(EU) No 231/2012の附属書を一部改正することになった。委員会規則(EU) No 506/2014は、官報掲載の20日後に発効する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32014R0506&from=EN
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