食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04040910475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、乳幼児用調製粉乳に表記する「低アレルギー性」の強調表示の評価について意見書を公表
資料日付 2014年5月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は4月30日、乳幼児用調製粉乳に表記する「低アレルギー性」の強調表示の評価について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2014年1月31日付けで提出した意見書を公表した。
 栄養専門委員会(CES NUT : Nutrition humaine)は結論として、申請書に記載の要素について多くの限界があることを指摘した。
・たん白質加水分解物の低アレルギー性の概念が、現在の最新の知見から説明がつかないような、あまりにも古い文献に基づいていること。
・製品の免疫反応性たんぱく質の特徴づけが不十分であること。
・牛乳のたん白質に対する感作性マウスモデルを使って実施した製品の試験における計測項目(パラメーター)は製品の安全性を主張するには不十分であること。
 また、健康に及ぼす製品の影響の評価は、子供の臨床的有効性について行うとする欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州小児消化器病栄養学会(ESPGAN)とCES NUTの見解は一致している。
 よって、CES NUTは、この乳幼児用調製粉乳の「低アレルギー性」を認めるには裏付けが不十分であると考える。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/sites/default/files/documents/NUT2013sa0017.pdf
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