食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04040780149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え(GM)ダイズMON87769の販売申請に係る科学的意見書を発表
資料日付 2014年5月16日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネル(GMO)は5月16日、遺伝子組換え(GM)ダイズMON87769の販売申請に係る科学的意見書を発表した(全41ページ)。概要は以下のとおり(訳注:環境影響評価部分は割愛)。
 当該ダイズは抽出油の脂質特性の改変を目的として、アグロバクター・ツメファシエンス(Agrobacterium tumefaciens)変換を用いて開発された。デルタ6脱飽和酵素タンパク質をコードするPj.D6D遺伝子(Primula juliae由来)と、デルタ15脱飽和酵素タンパク質をコードするNc.Fad3遺伝子(Neurospora crassa由来)により構成される挿入体を1つ持っている。
 分子特性に安全上の問題はない。遺伝子組換え前の従来種とは脂肪酸の特性が異なる。新たに発現される脱飽和酵素の安全性評価では、毒性及びアレルゲン性に関して明らかになった懸念材料はない。当該ダイズとその由来食品の栄養評価では、ヒトの健康及び栄養に関して明らかになった懸念材料はない。種々の暴露シナリオで示されているが、当該ダイズ油で食品中の他の油を置換した場合、ステアリドン酸の増加による有害な結果が生じるとは考えられない。
 当該ダイズ油を使用するとステアリドン酸の摂取量が増えるため、販売後監視計画を策定して、欧州人の現実的な消費データに基づいて暴露評価を確認することが推奨される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3644.pdf
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