食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04040750160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、イソマルトオリゴ糖(IMO)の使用対象食品の拡大に関する意見募集を行う旨を公表
資料日付 2014年5月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は5月16日、イソマルトオリゴ糖(IMO)の使用対象食品の拡大認可に関する意見募集を行う旨を公表した。概要は以下のとおり。
 カナダの企業が、FSAに対して、多くの追加の食品へのIMOの使用認可を申請している。
 IMOは、新開発食品成分としての炭水化物である。この申請者が申請したIMOの多岐にわたる食品への使用は、2013年7月に認可された。申請者は今回、IMOの次の食品への使用の認可拡大を申請している:デザート類、クラッカー類、栄養補給のためシリアルバー類、食用氷、香料入り飲料、スイートソース、トッピング類及びシロップ類、非加熱喫食用(RTE)セイボリー類並びにスナック類及び特定の栄養用途を意図する食品。
 申請者はまた、この物質が含まれる食品の表示の変更も提案している。
 糖尿病との関連性が問題視される一部の化合物については、これらが原材料に使われている場合はグルコース及び/又はフルクトースの「もと」であるの表示義務がある。例えば、トレハロースは、表示に「トレハロースはグルコースのもとである」との目立つような注釈を付ける義務がある。同様にIMOについても、「グルコース及びフルクトースのもとである」との文言が求められる。
 一方で、新規開発食品成分sucromaltについては、「グルコース及びフルクトースのもとである」との表示が求められているが、「この情報は、依然として特定の消費者グループにとって決定的に重要である」というのがその理由である。
 申請者は、IMOについて、表示を、「グルコースのもとである」との注釈付きに変更することを提案している。このことにより、IMOの表示の文言は、代謝又は加水分解されグルコース又はフルクトースのいずれかを生じさせる他の新開発食品成分と同様となる。この表示の文言は糖尿病患者に対し、IMOはグルコースのもとであり、したがって事実上、高カロリーとなるということの情報提供となる。
 意見募集は2014年6月5日まで行っている。
 「新開発食品成分としてのIMO(商標名:VitaSugar/VitaFiber)の使用認可の拡大及び表示の変更に関する申請書(12ページ)」は以下のURLから入手可能。
http://multimedia.food.gov.uk/multimedia/pdfs/committee/acnfp/imo.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2014/may/isomalto-oligosaccharide
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