食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04040360164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、化学物質暴露に関するヒトの健康リスク評価法の長所と短所を特定するワークショップ報告書を発表
資料日付 2014年5月12日
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概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は5月8日、現行のヒトの化学物質暴露に関する健康リスク評価法の長所と短所を特定するワークショップ報告書を発表した。
 この数年、化学物質に対するヒトの健康リスク評価法を刷新する必要が出てきた。RIVMは化学物質のリスク評価を担当しているので、このイノベーション・プロセスに関与している。このプロセスへの一助として、RIVMは現行のシステムの長所と短所を評価し、ギャップや限界及び残すべき基本的な要素を特定した。この評価で、化学物質に対するヒトの暴露という点では、より確かな洞察力が必要であることを示すものとなった。これは、ヒトへのリスクを評価し、化学物質の安全性を確保するために必要である。更に、実験動物の使用は、ヒトの安全を阻害しない範囲で、最小限とすべきである。
 現行のリスク評価手法の長所の一つは、広範囲な毒性影響を特定できることにある。加えて、このシステムは、毒性参照値を定めるのに重要な情報である、毒性作用がでる用量を定めることができる。更に、現行システムは、ある化学物質に対してどのような集団が暴露するのかを評価することを可能にしている。現行システムの短所の一つはヒトの暴露に関する有用な情報を必ず入手できるとは限らないことである。他の短所としては、多数の実験動物を要すること及び複合化合物を決定する適切な方法が無いことである。現行のアプローチがヒトの健康に関する全ての有害作用をカバーできるか否かは確かでない。また、高いリスクが疑われる集団に関する情報が欠けている。
 報告書(英文、23ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/050012002.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/050012002.html
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