食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04040270475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、食品の残留農薬について、欧州食品安全機関(EFSA)とANSESがそれぞれ報告書を出したとプレスリリースで発表
資料日付 2014年5月21日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は5月20日、食品の残留農薬について、欧州食品安全機関(EFSA)とANSESがそれぞれ報告書を出したとプレスリリースで発表した。
 EFSAは毎年、欧州連合(EU)加盟国全体のサーベイランス計画事業の結果に基づいて、欧州における残留農薬に関する食品リスクを評価している。5月20日に、EFSAは2011年のサーベイランスデータに基づく年次報告書を公表した。並行して、ANSESはフランスにおける残留農薬に関する食品リスク指標の更新結果を4月に発表している。フランスで実施した評価は、フランス国民に特有なデータを取り入れることにより、EFSAの評価を補完し、より洗練されたものにしている。これらの評価に基づいて、ANSESは、リスクをより良く考察するために、データの収集と評価作業の間の時差の短縮や残留基準値(MRL)に対する適合性を改善するために輸入食品の管理検査の強化などを提言した。
 2011年について、EU加盟国が実施したサーベイランス計画事業は、12~28品目の食品について179の農薬有効成分の検査を見込んでいた。この枠組みで、EFSAは、フランス分の1
,061件のサンプルを含む12
,600件のサンプルを検査した。フランスの分だけでは、MRL超過率は1.1%でドイツや英国など他のEU加盟国と同じレベルであった。これに対して、輸入食品を含んだデータでは、フランスの場合MRL超過率は3.4%に跳ね上がり、EU全体のMRL超過率の1.9%より高い。
 EU加盟国各国が独自に実施しているサーベイランスの結果もEFSAの報告書に取り込んでいる。これらについてEFSAは、フランス分のサンプル4
,358件を含む79
,000件のサンプルの検査結果データを考慮したものとなっている。これらのデータでは、フランスでの非適合率がドイツやイタリアなどのEU加盟国に比べて高くなっている。
 残留農薬に関する食品リスク指標の更新に関するANSESの意見書(仏文、122ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.anses.fr/fr/documents/AUT2013sa0138.pdf
 EFSAのプレスリリースは以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/fr/press/news/140520.htm
 ANSESの残留農薬のサイトは以下のURLから入手可能。
http://www.anses.fr/fr/content/observatoire-des-r%C3%A9sidus-de-pesticides
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/fr/content/r%C3%A9sidus-de-pesticides-dans-les-denr%C3%A9es-alimentaires-l%E2%80%99efsa-et-l%E2%80%99anses-publient-leurs
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