食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04040250149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ホセチルアルミニウムの特定作物に対する暫定残留基準値案のための食事リスク評価に関する声明を公表
資料日付 2014年5月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月20日、ホセチルアルミニウム(fosetyl-Al)の特定作物(23品目)に対する暫定残留基準値(t-MRLs)案のための食事リスク評価に関する声明(2014年5月19日承認、22ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 欧州委員会(EC)は、規則(EC) No 396/2005の第43条に従い、ホセチルアルミニウムの暫定MRLs案の食事リスク評価を行うようEFSAに要請した。これらの暫定MRLsは、様々な作物中で見つかった残留物(食品事業者によると、ホセチルアルミニウムによる処理と類似しうる亜リン酸肥料の葉面散布に起因している可能性が非常に高い)に適応することが望ましい。ECは、暫定MRLsが消費者健康リスクをもたらさないという前提で、市場の混乱を避けるため、程度に応じたリスク管理策として既存MRLsの暫定的な引上げを提案した。
2. EFSAは、評価対象作物に対する暫定MRLs案及び欧州連合(EU)のMRLに関する法令の対象となるその他の産品に対する既存MRLsに関連したホセチルアルミニウム(ホセチル、ホスホン酸(phosphonic acid)及びそれらの塩類の総量をホセチルに換算したもの)への全体的な食事経由暴露量によって、消費者の暴露量がホセチルの毒性学的参照値を超えることは考えられないと結論づける。EFSAは、実際の暴露量を過大評価する可能性が高い保守的な(訳注:より安全側に立った)手法でこの暴露量評価を行ったことを考慮に入れ、暫定MRLs案が消費者健康リスクをもたらす可能性は低いと結論づける。検討対象作物における残留物の発生源が不明であるため、このリスク評価の結論は、ホスホン酸の同定された残留物に限定される。
3. EFSAは、このリスク評価の不確実性を減らすことを目的として、管理機関が汚染源を特定するために検討すべきいくつかの勧告を出した。
 ECによるホセチルアルミニウムの暫定MRLs案は、規制対象の残留物定義をホセチルアルミニウム(ホセチル、ホスホン酸及びそれらの塩類の総量をホセチルに換算したもの)として、アーモンド:75mg/kg(既存MRLは定量限界の2mg/kg)、アスパラガス:50mg/kg(既存MRLは定量限界の2mg/kg)等である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3695.pdf
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