食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04030900149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、乳児用調製食品及び乳児用調製補完食品の必須成分に関する科学的意見書素案について意見公募
資料日付 2014年4月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月24日、乳児用の調製食品及び調製補完食品の必須成分に関する科学的意見書素案(104ページ)を公表し、2014年5月29日までの意見公募を開始した。概要は以下のとおり。
1. この意見書素案では、どの栄養素/物質が乳児用の調製食品及び/又は調製補完食品の必須成分と考えることができるかを検討し、これらの栄養素/物質の最小含有量及び最大含有量を提案している。
2. EFSAは、利害関係者らから基準を満たして提出されるすべての意見を評価する予定である。これらの意見は、EFSAの関連する科学パネルによってさらに検討され、関連性が認められた場合には、考慮に入れられる。
3. 当該意見書素案の要旨
(1)この意見書(素案)では、食品科学委員会(SCF)が2003年に出した乳児用の調製食品及び調製補完食品の必須要件に関する意見書を、より新しい科学的根拠に照らし、また、欧州連合(EU)域内の乳児及び幼児の栄養要件及び食事摂取量に関する2013年10月のEFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)の意見書を考慮に入れて検証している。
(2)この意見書(素案)で提案している乳児用の調製食品及び調製補完食品中の栄養素の最低含有量は、NDAパネルが以前の意見書で大多数の乳児にとって生後6か月間において妥当とみなした摂取量、及び同期間における乳児用の調製食品及び調製補完食品の平均摂取量から算定されている。
(3)栄養学的観点から、NDAパネルが提案している最低含有量は、事実上すべての健康な満期産児の必要な栄養量を満たしており、また、使用されない栄養素や蓄積されない栄養素は排泄される必要があり、過剰な栄養素の排泄が乳児の代謝に負担をかける可能性があるため、乳児用調製食品におけるこれらの最低含有量を超える必要はない。したがってNDAパネルは、最大含有量を目標値と解釈せず、むしろ超えることが好ましくない上限値と解釈することが望ましいと強調する。
 当該意見書素案は、以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/140424.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/140424.htm
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